Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

戦力外からの復活(河合竜二)

2012-09-23 12:57:58 | 他チーム
昨日はレッズ敗戦のため、レッズの選手は取り上げられず他チームから引っ張ってきます。埼スタに出かける前に、大宮対札幌を見ていたのですが、札幌のキャプテン河合竜二選手が復帰していたので、浦和にいたころを思い出して記事にします。

河合のひざにはしっかりテーピングが巻かれていたので、万全ではないのだなと思いますが、ボランチでスタメン出場してうまくボールを配給していた河合を見ると、よく34歳になっても頑張っているなと、浦和のサテライトにいた河合を覚えている私は思います。

浦和時代の河合は、そのスケールの大きさが売り物でした。当時浦和にいたギド・ブッフバルトより足のサイズが大きいことが話題になっていましたが、それは言われても嬉しくなかったようです。それよりは、長い足で絡め取るボランチとしての守備が注目点でした。当時、浦和のボランチは石井が運動量の多さで定着しており、河合の出番はJ2時代(2000年)の大宮戦で石井が出場停止になったときまで遅れます。

ベンチに入れたり途中出場させたりせずいきなりスタメンで使ったので、当時の河合についてはとにかく守ってくれればいいと少し不安ではありましたが、その大宮戦は6-0の圧勝で、河合の身体能力の高さは十分通用していました。ただ、攻撃力は当時はあまりなく、前線へのパスは通らないものと諦めていました。

浦和がJ1に復帰してからは河合の出番は少なくなり、浦和との契約は更新されず、一時は当時JFLの愛媛FC入りの話もありましたが、横浜FMの岡田監督がチームのために自己犠牲ができる選手を探していて契約することになります。それからの河合は浦和とのチャンピオンシップ第1戦でゴールを決めるなど活躍して、CBとボランチの両方をこなせる選手として横浜FMの中心選手になります。

横浜FMを戦力外になった後は当時J2だった札幌からオファーを受けます。横浜FMでもキャプテンをやっていたこともあってすぐに札幌でも持ち味のキャプテンシーを発揮して、チームをまとめJ1昇格を実現させます。今年は負傷もあってようやく復帰と残念な年になりましたが、久しぶりに元気な姿を見られたことは嬉しかったです。
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思い切り人数を掛ける(9/22浦和対G大阪)

2012-09-23 10:28:08 | 浦和レッズ
昨日の浦和対G大阪、0-5という結果には唖然とするばかりです。一回歯車が狂うとミシャのチームといえども一気に崩壊することもあるということで、最後の2点は無理に攻めに出た結果とはいえども、これではブーイングをせざるを得ないサポ心理でしょう。

防げた失点は阿部の1点目でしょう。そんなにサイドを崩されたわけでもなく、ミドルレンジから思い切り打ったシュートがDFの間をすり抜けたゴールで、GKの反応次第では防げたのではとの思いはあります。これでG大阪を乗せてしまったのは確かで、2点目は藤春のクロスにレアンドロが頭で合わせる、G大阪が最もやりたい形の失点でした。

藤春選手は今まで名前だけしか知りませんでしたが、いい選手ですね。G大阪の左SBは安田→下平→藤春と受け継がれていますが、皆左利きの選手で、きれいなクロスを上げる選手が揃っています。ドリブル突破でも平川に勝ちましたし、今回は見事にやられてしまいました。

逆に浦和の方は、G大阪が2点リードしたこともあって慎重にブロックを作ってくるので、攻撃が単発でボールの周りの選手が動いていませんでした。原口はほとんど存在感がなく、パスが通らずG大阪の組織の前に消されました。

浦和の4-1-5には対策も立てられ始めていて、最終ラインの4人だけに頼らず、今回のG大阪はアウトサイドの梅崎や平川のところをMFが下がって消す方法でした。FC東京のように3-5-2で守ってきたチームもありましたし、そろそろ阿部勇樹や鈴木啓太のようにマークされていない選手が出て行く必要もあるのではと思います。

それでも、先手を取りさえすれば相手は無理をして前に掛かってくるので、今回のような展開はミシャの教科書にはなかったかもしれません。浦和というチームがあまり戦術的にオプションを持っておらず、パワープレーのような負けているときの策があまりないこともこの試合でわかってしまいました。

この完敗で、とりあえずは優勝云々は忘れ、チームの建て直しに1週間をかけることになります。世界的には1週間あれば練習次第でチームを変えられることは言われているので、この1週間をどう過ごすかは重要です。ミシャが思い切った手を打つか、同じメンバーに賭けるかは注目です。
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