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Follow me(高橋朋己)

2015-04-04 11:56:01 | 他スポーツ
今日は埼スタのレッズ戦なので、即日更新ができなかった場合に備えて、穴埋めネタを用意して出かけます。現在、4連続セーブ中の西武ライオンズの抑え、高橋朋己投手を取り上げます。解説の松沼雅之氏は「抑えは左投手の方がいい」と話しています。理由は、一塁走者を牽制しやすく、1点でも取られてはいけない場面で登板する抑えではランナーを牽制するのが必要だからです。

高橋朋己は、静岡県の加藤学園高校から岐阜聖徳大学、社会人野球の西濃運輸を経てドラフト4位で西武入りしています。今の、安定して145kmが出る本格派のイメージとは違って、高校時代はストレートが130kmも出なかったので、いつどこで伸びるかはわからないものです。

西濃運輸時代は都市対抗にも出場していますが、優勝などに貢献したわけでもなく、自チームで出た一年目は敗戦処理、王子製紙の補強選手で出た二年目はロングリリーフでした。たぶん、西武は最初から中継ぎにするつもりで採った投手だと思います。社会人出という理由で、即戦力の期待はあったと思いますが、今の抑え定着はドラフト4位を考えると期待以上と思います。

高橋朋己を抜擢したのは2012年当時の渡辺久信監督です。当時の高橋朋己は、コントロールに課題があり、リリーフで出すと四球を与える悪循環でした。長いペナントレースを戦うには、どうしても高橋朋己を戦力にしなければいけないと感じた渡辺監督は、一回までは四球を出していい場面で起用することに気を付けました。

その結果、次第に彼のいいところが発揮されるようになってきます。それは、ストレートで空振りが取れることです。中継ぎは、自分が出したランナーでなくても、一点も与えてはいけない場面で登板することも多いですが、高橋朋己の場合、三振でアウトを取れるのが優れた特徴になってきました。

厳しい場面で出しても、三振でピンチをしのいでくれるという安心感を得た高橋は、その後田辺監督に抑えに抜擢され、昨年は29セーブと防御率2点ちょっとという成績を残しました。今年も西武の抑えは高橋朋己です。登板時のテーマソング、E-Girlsの「Follow me」が何度も聞けるように、今季も楽しみにしたいです。
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