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松本山雅戦マニアック分析

2015-04-06 20:19:59 | 浦和レッズ
一昨日の松本山雅戦は、ズラタンの1トップも楽しみでした。ズラタンはブリスベン戦でボールをキープできずに敗因の一つになりました。確かにポストプレーをして味方に打たせる動きは得意ではなさそうですが、ヘディングですらしてパスを出したり、自分が打ちやすい位置にボールを置くのは得意です。

たまたま、この日は相手GK村山が好調で止められてしまいましたが、ズラタンの1トップは個人技でシュートに持ち込むための1トップと、彼の個性がどういうものかは伝わってきました。あとは、それが決まれば説得力を持ってくるはずです。

また、ミシャ監督は引いて守る山雅対策に、ドリブルを強調していました。昨日書いた関根の右アウトサイド起用もその一つですが、シャドーにあえてゲームメーカーを置かず、ドリブラーの梅崎と高木俊幸を並べたのも山雅対策です。結果的には、後ろからボールを供給する予定だったボランチ柏木の負傷交代で計算は狂いましたが、山雅がセットプレーで点を取りにきたタイミングで梅崎や高木俊幸を走らせる狙いはかいま見えました。

ただ、高木俊幸はダイレクトボレーを空振りするなど本来の出来ではありませんでした。彼には、点を取ることも求められているので、このままでは石原との比較で後れを取ってしまうでしょう。また、5バックの山雅には、マークされていない選手が効きますが、それは槙野の上がりでした。

宇賀神が内に入って田中隼磨を釣り、空いたスペースを槙野に上がらせた場面は狙い通りだったでしょう。ただ、バイタルエリアに人数をかけて跳ね返す山雅の守備的戦術の前に、なかなかシュートコースが開きませんでした。スコアレスドローも、正直覚悟しました。

山雅は、可能性が高かったのは池元でした。オビナにスピードがないので、カウンターでは池元が頼りになりましたが、一本クロスバー直撃のシュートを放って意地を見せました。そのため、池元out前田inの采配は正直助かりました。喜山の位置を確認し損ねましたが、山雅のバイタルエリアが空かないので、ボランチにいたと思います。

山形も山雅も5バックで、長い時間ゼロでしのいだことを考えると、この手で来るチームは多いだろうと感じた試合後でした。
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