Kobby loves 埼玉&レッズ

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もらい方次第(ズラタン)

2015-04-25 16:07:22 | 浦和レッズ
今日は埼玉スタジアムに行くので、即日更新ができない場合に備えて穴埋めネタを用意しておきます。興梠が離脱して課題になっている、浦和の1トップですが、ズラタンが川崎戦、水原戦とゴールを決めて安心できるようになりました。

ズラタン(・リュビヤンキッチ)は元スロベニア代表で、2010年南アフリカW杯では得点しています。ベルギーリーグのゲントでプレーしていましたが、同じスロベニア人の当時の大宮監督、ベルデニックの誘いで、同じスロベニア代表のノバコビッチ(現名古屋)とともに大宮入りします。

一般に、長身FW二人の2トップは機能しないことが多いです。二人ともボールを待ってしまうと孤立してしまうからですが、大宮のノバコビッチとズラタンのコンビは機能していました。理由はズラタンが動き回ってボールを引き出したからでした。

ズラタンは動くこともできますし、待つ動きをしても長身で競り勝てるので、誰とでも合うFWのように感じていました。1トップに機動力を期待するミシャサッカーも問題ないはずだと思っていました。しかし、味方になってプレーをじっくり見ると、ポストプレーはあまり得意ではなさそうな印象を受けます。

事実、ズラタンに入れた縦パスを取られてからのカウンターは多く、ボールをキープするのは得意でない印象です。ただ、長所も見えてきました。ズラタンがボールを受ける動きは、自分でシュートを打つことを前提にしています。自分が打ちやすい位置にボールを置くのはうまいです。

また、スピードも結構あります。興梠にはかなわないとしても、DFラインの裏に出たスルーパスはきちんと追いかけてくれます。最初のうちは味方がズラタンの良さを理解していない印象でしたが、真ん中にこだわらずサイドで受けてもいいと決めたらしく、ズラタンがボールを持てるようになっています。

また、ズラタンの良さはポジショニングです。水原戦の先制ゴールはうまく相手DFのマークを外しており、解説の都並氏が思わず「ここでズラタンに(ボールを出して)欲しい」とつぶやく場面が何度かありました。強引に個人技で持っていくFWではなく、いいボールに反応するタイプなので、彼を生かすかどうかは浦和の組織力次第という選手です。





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