Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

努力の左足(森脇良太)

2015-04-07 21:28:59 | 浦和レッズ
レッズネタが連続しますが、今書いておかないと時期を逃すので、書くネタは松本山雅戦のヒーロー森脇良太選手です。森脇はインタビューが長いことで知られますが、それだけ話したいことがたくさんあるのはいいことだろうと思います。

森脇は広島県福山市の出身で、広島にはユースの頃から所属していました。一時、J2の愛媛にレンタル移籍した経験がありますが、地元広島でプレーしていましたが、契約の期限切れで移籍金なしで移籍できるタイミングで浦和にやってきました。本人は「年俸は重要な要素」と浦和の条件が良かったことは認めています。

ミシャが森脇に期待しているのは、以前攻撃力に課題があった坪井のいた右サイドの攻撃を活性化する狙いだったと思います。森脇は、自ら「僕は平川さんのようなスピードはない」と認めるように、スピードはそれほどではありません。槙野のようなドリブルはできませんが、攻撃を必ずクロスで終わらせてくれるキックの精度は武器です。

もっとも、相手も森脇のことは研究してくるので、右足のコースを相手DFが切ってくることは多くなりました。そこで強引に右足で蹴るとカウンターの恐れがあることから、最近は左足でクロスを入れることも見られるようになりました。速いボールも入れられる右足とは違って、左足の弾道はフワッとした浮き球が多いですが、先日の山雅戦のゴールには正直驚きました。

もちろん、関根が相手DFを引きつけていたという、影のアシストの効果はありましたが、森脇も左足のキックは相当練習したと思います。本人は「奇跡」と話して煙に巻いていますが、エリア外から枠に飛ばしていたキックの精度が、このゴールを生んだと言えるでしょう。

DF陣は、即戦力として期待していた加賀がほとんど試合に絡めない誤算で、槙野、森脇は出ずっぱりです。戦術分析システムで、走行距離を測ると、槙野と森脇が高い数値を出すことは、ミシャサッカーがサイドDFの攻撃参加を必要としているからでしょう。森脇には、今度は得意の右足で、思い切ってゴールを狙うことを期待しています。
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北京国安戦プレビュー

2015-04-07 19:49:25 | 浦和レッズ
浦和は明日、ホーム埼玉スタジアムで北京国安(中国)と対戦します。浦和はACLは3連敗したので、残り3試合は全勝しか決勝トーナメントの望みはつなげないでしょう。浦和の入った組は中国リーグ2位の北京、韓国Kリーグ2位の水原、豪州リーグ優勝のブリスベンの組でした。

この組は、圧倒的に強いチームはいませんが、逆に確実に勝てるチームもいません。浦和にとっては、全勝の可能性もあれば全敗の可能性もあるリーグでしたが、ここまで見るとその通りの結果です。驚きではないですが、もちろんサポーターとしては悔しいですから、何とかホームの北京戦、水原戦は意地を見せて欲しいです。

北京は、元モンテネグロ代表FWダムヤノビッチが中心のチームです。彼はFCソウル時代にKリーグで3年連続得点王の実績があり、代表でも現在マンチェスターCに所属する有名なヨベティッチと2トップを組んでいました。

ダムヤノビッチは長身のターゲットマンです。前節のアウェイ戦では浦和DFはダムヤノビッチ対策は立てており、槙野が主についてフリーでヘディングをさせないようにしていました。それでも、北京戦を敗れたのはトップ下のアルゼンチン人バタージャに活躍されたからです。

バタージャを消せるかどうかがこの試合を左右する可能性が高く、誰かをバタージャに付けるとすれば阿部勇樹です。もっとも、勝たなければいけない浦和はどこかのタイミングでは攻めに出る必要があります。阿部勇樹が付くのは前半だけかもしれません。

また、練習では宇賀神と興梠が別メニューで、北京戦の欠場は確実でしょう。山雅戦に出場していない石原が、1トップかシャドーかはわかりませんが起用される可能性があります。ただ、石原はキャンプでは1トップの練習はしていなかったと聞きます。できれば石原の1トップはやって欲しくない手です。

宇賀神欠場だと、アウトサイドは必然的に手が入ります。平川、梅崎、関根あたりの可能性があります。特に平川は出番があれば大きなチャンスです。まだまだ、このベテランは必要とミシャに思わせて欲しいです。
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