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W杯アジア2次予選抽選結果

2015-04-15 20:57:10 | ワールドサッカー
皆さんもニュースで見てご存知でしょうが、日本代表のW杯アジア2次予選の対戦相手が決まりました。シリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアです。マスコミの報道は比較的楽な組というものです。事実、一番厳しい相手の第二シードが、過去何度か対戦して負けていないシリアなのは比較的楽でしょう。

また、シリアとアフガニスタンは紛争の渦中なので、アウェイ戦は中立地開催が確実視されています。相手に有利な条件を作られる可能性がある、敵地での試合が減るのは日本に有利です。カンボジアは不明ですが、過去に五輪代表予選で財政難でホームゲームを返上して、相手のホームで二試合消化したことがあります。

アフガニスタンとカンボジアは、過去の対戦がいつだか思い出せないので、初対戦かもしれない、ほぼ未知の相手です。ACLやアジアカップにも出ていない相手なので、普通に考えれば強い相手ではないでしょう。アウェイでも勝ち点3が必要な相手とみて間違いないと思います。

シンガポールは、逆の意味でやりやすいチームです。理由は相手のホームの治安が良く、余計な気をあまり使わないで済むからです。日本との対戦はジーコ時代の1次予選で、アウェイ1-0、ホーム1-1(消化試合)と苦しんだ相手なので、相手の分析はなされなければなりませんが。

シリアとの対戦が、1位通過を確実にするためには重要になります。シリアの試合はだいぶ昔ですが、ジーコ時代の親善試合で埼玉スタジアムに来たのを見たことがあります。当時のシリア代表は、確かに統制は取れていましたし、ヘディングで競り負けないフィジカルは持っています。ただ、当時の日本の加地、三都主の両アウトサイドが繰り返してクロスを上げ続けると、次第に集中力が続かなくなる欠点がありました。

また、日本のグラウンドが「良すぎる」ことも彼らにとっては厳しい条件でした。当時のシリアのトップ下が、持ってドリブルを仕掛けようとすると、埼玉スタジアムのあまりにも良すぎるグラウンドに適応できず、ドリブルのボールを置いて体だけ先に行ってしまうミスも見られました。見た目は強そうに見えても、実は隙も結構あるというのが、当時抱いたシリアに対するイメージでした。
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