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相手の積極サッカーを利用(4/18浦和対横浜FM)

2015-04-19 21:39:03 | 浦和レッズ
遅くなりましたが、昨日の横浜FM戦の記事です。私が浦和戦を見るときは、まず相手の出方を見て、それから浦和がどう攻略するかを見ます。横浜FMは、中村俊輔の欠場は残念でしたが、その代役のトップ下が、藤本淳吾でも兵藤でもなく、喜田(28番)という20歳の若手をあえて起用してきたことは驚きでした。

その理由はすぐにわかりました。喜田は非常に運動量が多く、浦和が最終ラインやGKで回していると、FWの伊藤翔(16番)を追い越してチェックに行ける体力があります。これまでの相手は引いて守る相手が多く、浦和が最終ラインで回すときは放置のチームが目立ちましたが、横浜FMの積極性は一つの驚きでした。

横浜FMは、浦和の最終ラインからの縦パスをカットしてからのショートカウンターを狙っていたようです。その狙いは、阿部勇樹の縦パスをカットされて伊藤が裏へ抜けたピンチでわかりました。ただ、浦和もそれを恐れて縦パスを入れないわけにはいかなかったので、攻める姿勢で対抗しましたが、ついに3度目のチャンスでズラタンのところからのショートカウンターで三門(6番)からパスが出て、伊藤がゴールを決めて先制します。

ただ、相手が高いラインを引く積極サッカーということは、浦和にとっても裏を狙いやすいことになります。この日の浦和は、武藤と梅崎のシャドー二人がいい位置を取りました。武藤イズムとでもいえる、ポジショニングを工夫して相手DFの間を利用したやり方で、課題だった1トップ2シャドーがボールを持てる展開に持ち込みました。

その結果が前半終了間際の2ゴールにつながりました。特に武藤はMOM的な活躍で、ボールを受けるだけでなく、自らゴールを決めてサポーターに大きくアピールしました。ポストに当たった自らのシュートに、自分が一番早く反応する、その動きの良さはこれからもどんどん発揮して欲しい長所です。

関根も非常に効いていました。相手左SB下平との1対1は完全に関根の勝ちで、持って仕掛ける動きと、容易に倒されないフィジカルはすっかり主力に成長した風格です。梅崎のゴールのアシストという、結果も出たので、またこれからも仕掛けて盛り上げて欲しいものです。

続きは明日以降のマニアック分析で。

















コメント
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