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2ラインの守備に手こずる(12/8鹿島対オークランド)

2016-12-08 22:18:41 | 他チーム
クラブW杯1回戦、鹿島対オークランド・シティ(ニュージーランド)を見ていました。オークランドはフィジカルでは鹿島を上回るので、予想通り自陣に2ラインを引いて、アンカーの8番やサイドのMFをDFラインに入れる、5-4-1の守備で鹿島にスペースを与えない戦術で入ってきました。

これに対し、鹿島はCS浦和戦から中4日の強行日程を考慮して、足首に負傷を抱えるFW金崎をベンチスタートにしてきました。それ以外は浦和戦と同じメンバーでしたが、前半の鹿島はオークランドの堅い守備に手こずりました。オークランドのDFは、単に数で守るだけでなく、シュートコースに体を投げ出したり、鹿島FWの走り込むコースを消したりと組織的な守備を見せました。

先制点はオークランドに入ります。右サイドからのFKに、韓国人DFキムがうまくフリーになり、ヘディングシュートを決めます。これで鹿島は早い時間で追いつかないと厳しくなるので、機能していなかったFWファブリシオに代えて金崎投入だろうという予想は外れます。石井監督の采配は、ファブリシオout赤崎inでした。

おそらく、赤崎が練習で好調な動きを見せていたのでしょう。チャンピオンシップ決勝では時間稼ぎ要員での交代出場と不本意だった赤崎ですが、そのスピードはオークランドDFに勝てていました。次の手は後半15分ほどでしたが、金崎inは当然としても、outするのは意外にも小笠原でした。

攻撃的に行くなら、永木outのギャンブルもあるかもと予想していましたが、永木の守備力は残しておきたかったようです。これで、柴崎がボランチに下がったことで息を吹き返しました。同点ゴールは、残しておいた永木のフリーランニングからのマイナスのクロスから、好調を買われた赤崎のシュートでした。

次第にオークランドが疲れて前に行けなくなり、鹿島は圧倒的に支配しますが、延長戦が見える時間まできました。レギュレーションが変わり、今大会では延長戦で4人目の交代が許可されているので、鹿島は思い切って3枚目の交代カードを切って勝負しました。それが効き、最後は金崎のヘディングシュートで2-1と鹿島が逆転勝利を収めました。

次の相手はアフリカ王者、厳しい戦いになるでしょうが、彼らのスピードに慣れてからの鹿島の技術がどこまで通用するか次第です。
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