これからチャンピオンシップですが、即日更新ができない可能性もあるので、穴埋めネタを用意します。今日、ビデオ観戦したW杯アジア最終予選のUAE対イラクです。
日本代表の次の試合は、3月のUAE戦(アウェイ)です。そのため、この試合はUAEを中心に見ていました。UAEは中盤でつなぐパスサッカーのチームです。その軸になっていたのは、右MFのオマル(21番)、左MFのモハメド(16番)のアブドゥルラフマン兄弟です。UAEの場合、ダブルボランチのタリク(5番)と13番は主にボールを奪うアンカーの仕事をしており、攻撃面はアブドゥルラフマン兄弟のアイデアに任されています。
アブドゥルラフマン兄弟は、クラブチームでも同じアルアインに所属しており、兄弟選手ですからなおさらお互いのことはよく理解しているようです。ウイング的にタッチライン際にいればさほど怖くないですが、この兄弟が近い位置でパス交換するとチャンスを何度か作れました。余談ですが、兄弟ですから顔も似ており、アフロヘアも同じですから、背番号以外に見分ける手段がない兄弟です。
FWは、日本にも来ていたマブフート(7番)、ハリル(11番)の2トップです。前回の日本戦では、UAEが守備的に戦ってきたので、ハリルはFKからのゴールで目立っただけですが、この2トップには明確な特徴があります。マブフートがスピードでオマルのパスを追いかけ、ハリルはいいポジションを取って強烈なシュートを叩き込むという関係です。
また、この日のイラク戦では、かつてのワールドユースMVP、33歳のイスマイル・マタルが代表に復帰しており、ハリルに代わって途中出場し、ロスタイムにはゴールも決めています。しかし、このマタルはそんなに恐れる必要はないです。理由は、運動量が全盛期と比べて相当落ちていたからです。マタルはトップ下気味の位置でぶらぶらしており、ほとんど動かないので、いいボールを入れさせなければ封じられます。
UAEの攻略法ですが、まずはオマルです。彼のパスセンスはUAE史上最強と言われていますが、右足ではほとんどボールを蹴れないという大きな弱点があります。特に、トップ下でなく右サイドハーフでオマルが出れば、サイドに押し出すような守備をすれば、右足からのクロスがないので安心して守れます。
また、UAEの中盤のつなぎも、イラクのプレスを受けると次第に間延びしてきました。少なくとも、日本相手にボールを支配するようなことは100%ないと断言できます。変なミスにだけ気をつけて、いつもの日本のパスサッカーを押し出せば、きっと勝てる相手だろうというのが、ビデオ観戦の印象です。
レッズについては、少し冷却期間を置いてから書きます。
日本代表の次の試合は、3月のUAE戦(アウェイ)です。そのため、この試合はUAEを中心に見ていました。UAEは中盤でつなぐパスサッカーのチームです。その軸になっていたのは、右MFのオマル(21番)、左MFのモハメド(16番)のアブドゥルラフマン兄弟です。UAEの場合、ダブルボランチのタリク(5番)と13番は主にボールを奪うアンカーの仕事をしており、攻撃面はアブドゥルラフマン兄弟のアイデアに任されています。
アブドゥルラフマン兄弟は、クラブチームでも同じアルアインに所属しており、兄弟選手ですからなおさらお互いのことはよく理解しているようです。ウイング的にタッチライン際にいればさほど怖くないですが、この兄弟が近い位置でパス交換するとチャンスを何度か作れました。余談ですが、兄弟ですから顔も似ており、アフロヘアも同じですから、背番号以外に見分ける手段がない兄弟です。
FWは、日本にも来ていたマブフート(7番)、ハリル(11番)の2トップです。前回の日本戦では、UAEが守備的に戦ってきたので、ハリルはFKからのゴールで目立っただけですが、この2トップには明確な特徴があります。マブフートがスピードでオマルのパスを追いかけ、ハリルはいいポジションを取って強烈なシュートを叩き込むという関係です。
また、この日のイラク戦では、かつてのワールドユースMVP、33歳のイスマイル・マタルが代表に復帰しており、ハリルに代わって途中出場し、ロスタイムにはゴールも決めています。しかし、このマタルはそんなに恐れる必要はないです。理由は、運動量が全盛期と比べて相当落ちていたからです。マタルはトップ下気味の位置でぶらぶらしており、ほとんど動かないので、いいボールを入れさせなければ封じられます。
UAEの攻略法ですが、まずはオマルです。彼のパスセンスはUAE史上最強と言われていますが、右足ではほとんどボールを蹴れないという大きな弱点があります。特に、トップ下でなく右サイドハーフでオマルが出れば、サイドに押し出すような守備をすれば、右足からのクロスがないので安心して守れます。
また、UAEの中盤のつなぎも、イラクのプレスを受けると次第に間延びしてきました。少なくとも、日本相手にボールを支配するようなことは100%ないと断言できます。変なミスにだけ気をつけて、いつもの日本のパスサッカーを押し出せば、きっと勝てる相手だろうというのが、ビデオ観戦の印象です。
レッズについては、少し冷却期間を置いてから書きます。