今日のクラブW杯準決勝、Rマドリード(以下レアル)対クラブ・アメリカ(以下アメリカ)を見ていました。結果は2-0でレアルの勝利に終わり、決勝戦は鹿島アントラーズ対レアルというカードに決まりました。この試合、レアルがほぼベストメンバーを並べてきたことに驚きました。
前線のベンゼマ、ベイル、ロナウドは「BBC」と称されるほどですが、負傷のベイルこそ来日しなかったものの、ベンゼマとロナウドはスタメンで起用してきました。おそらく、相手が引いてくることを計算して、レアルの普段の速攻主体でなく、ポゼッションを狙った手だと思います。
アメリカサイドは、5-3-2という布陣で守ってきました。こちらの方は挑戦者の立場なので、レアル相手に速攻でチャンスを狙っていました。スピード型のアタッカーを多く起用し、何度かチャンスも演出していましたが、前半終了間際のベンゼマのゴールでプランが狂ったようです。
そのため、アメリカは早めの交代で勝負し、後半25分という早い時間で交代枠の3つを使い切る勝負に出ましたが、やはりレアル相手に守って失点を防ぐというのは予想以上の消耗でした。次第に、アメリカの中盤が押し上げられなくなって、アメリカの攻撃はトップの2枚だけに頼ることになりました。そうなればレアルの勝利は必然と言えました。
レアルに関しては、この試合は会心の試合ではなかったと思います。ロナウドは、ロスタイムにゴールこそ決めましたが、何度かあった決定機を外していますし、DFラインからはらしくない縦パスのミスもありました。それでも、勝ち切ってしまえるところはさすが欧州の名門で、特に脇役陣が頑張った印象を受けます。
特に印象的だったのは、ベイルの代役になった、ルーカス・バスケスでした。縦に走るアタッカータイプのベイルとは違って、バスケスは広い範囲を動き回る「ボール供給人」ですが、その基本技術はしっかりしており、ロングボールでもサイドチェンジでも正確に止めてクロスを上げていました。
アンカーのカゼミーロも、しっかりバイタルエリアに鎮座して、モドリッチのフォローを受けながら止めていました。そういう、脇役陣からもいい選手が現れるのも、レアルの強さだと思います。
前線のベンゼマ、ベイル、ロナウドは「BBC」と称されるほどですが、負傷のベイルこそ来日しなかったものの、ベンゼマとロナウドはスタメンで起用してきました。おそらく、相手が引いてくることを計算して、レアルの普段の速攻主体でなく、ポゼッションを狙った手だと思います。
アメリカサイドは、5-3-2という布陣で守ってきました。こちらの方は挑戦者の立場なので、レアル相手に速攻でチャンスを狙っていました。スピード型のアタッカーを多く起用し、何度かチャンスも演出していましたが、前半終了間際のベンゼマのゴールでプランが狂ったようです。
そのため、アメリカは早めの交代で勝負し、後半25分という早い時間で交代枠の3つを使い切る勝負に出ましたが、やはりレアル相手に守って失点を防ぐというのは予想以上の消耗でした。次第に、アメリカの中盤が押し上げられなくなって、アメリカの攻撃はトップの2枚だけに頼ることになりました。そうなればレアルの勝利は必然と言えました。
レアルに関しては、この試合は会心の試合ではなかったと思います。ロナウドは、ロスタイムにゴールこそ決めましたが、何度かあった決定機を外していますし、DFラインからはらしくない縦パスのミスもありました。それでも、勝ち切ってしまえるところはさすが欧州の名門で、特に脇役陣が頑張った印象を受けます。
特に印象的だったのは、ベイルの代役になった、ルーカス・バスケスでした。縦に走るアタッカータイプのベイルとは違って、バスケスは広い範囲を動き回る「ボール供給人」ですが、その基本技術はしっかりしており、ロングボールでもサイドチェンジでも正確に止めてクロスを上げていました。
アンカーのカゼミーロも、しっかりバイタルエリアに鎮座して、モドリッチのフォローを受けながら止めていました。そういう、脇役陣からもいい選手が現れるのも、レアルの強さだと思います。