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ペドロ・ジュニオール、鹿島移籍

2016-12-28 22:02:34 | 他チーム
昨日の移籍市場では、神戸FWペドロ・ジュニオールの鹿島への完全移籍が話題でした。鹿島の補強ポイントは左サイドの攻撃的MFで、そのポジションのカイオがUAEに去り、後任のファブリシオがあまり動く選手ではないことを考えると、そのポジションに即戦力を入れたい意図は理解できます。

ペドロ・ジュニオールは、大宮➡新潟➡G大阪➡FC東京➡神戸と渡り歩いており、鹿島は6チーム目のJリーグのチームです。タイプとしてはスピード型のドリブラーです。4-4-2の鹿島なら左MFになるでしょうが、前に張っているより、後ろから飛び出してゴールを狙う方が生きる選手です。

日本には長くいる選手ですが、山もあれば谷もありました。過去には、ガンバ大阪に馴染めなかったこともあります。当時の西野監督に、途中出場から途中交代させられたという、サッカー選手としては苦い思い出も味わっています。「明らかにミスキャスト」というコメントも受けています。

ペドロは、どちらかといえば地方のチームに在籍したときの方が結果を出しています。ガンバ大阪からオファーが来たのは、新潟時代に前半戦で13得点を量産して、UAEに移籍したバレーの後釜として期待されたからです。

もっとも、ガンバ大阪でもFC東京でも結果を出せなかったので、終わった選手のようなイメージも持たれていました。復活したのは神戸時代です。神戸を率いるネルシーニョ監督が、1トップのレアンドロの後ろから飛び出してくる役割を与えたのが成功の理由でした。今季は11得点を挙げ、ブラジル人が「ジーコのチーム」と憧れる鹿島への移籍を勝ち取ります。

鹿島で、左MFで出るようなら、守備はどうかというイメージはあります。ファブリシオが定着できなかったのも守備が理由なので、ペドロがどこまで守れるか、場合によっては土居を左MFに回してペドロをFWで使うか、鹿島にとってはキャンプで見極めることになるのでしょう。
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