今日は、寒さのため家でゆっくりしており、欧州CLのRマドリード対ドルトムントのビデオを見ていました。普段なら手に入らない映像ですが、日テレがクラブW杯に出るRマドリード(以下レアル)の映像を夜中の中継で放送してくれました。レアルの監督は、フランス代表のトップ下だった、ご存知ジダン氏です。
ジダンは柔軟に戦術を使い分ける監督で、普段の基本形は4-3-3ですが、時折変形の4-4-2や4-1-4-1なども試します。この柔軟性が生まれてきたのは、エースストライカーのロナウドが欠場した試合でもチーム全員の力で穴を埋める必要があるという理由でしょう。アンカーのカゼミーロ、右FWに今大会でベイルの代役に入りそうなバスケスなど、脇役に回る渋い選手にもいい選手がいます。
その柔軟性は、準決勝で披露される可能性があります。どこまで、ロナウドを使って勝ちに行くかはジダン監督の采配次第で、場合によってはロナウド不在時のオプションが出てくることもありうるでしょう。このドルトムント戦では、ロナウドもベンゼマもいましたが、ジダン監督の柔軟性は一部出てきました。
それは、時折、バスケスを右MFに下げて、4-4-2気味で戦っていた時間があったことです。レアルの弱点として、4-3-3で戦うときに、右MFのJロドリゲス、左MFのモドリッチがトップ下の選手なので、本職のボランチがカゼミーロ一枚になるものがあります。もちろん、ロドリゲスもモドリッチも守備は懸命にこなそうとしていますが、個人技のある相手に仕掛けられたときの対応に課題があります。
それをカバーするのが、この日の4-4-2です。かつてのモンテディオ山形で見られた、4-4-2で後ろ2ラインをコンパクトに保つ、カウンター狙いの堅実な手です。その後ろの2ラインでボールを奪って、速攻を狙ったプレーが、この日のレアルの大きな攻撃パターンでした。ポゼッションサッカーのバルサとは、全く違ったキャラクターのチームが日本で見られることになりそうです。
もちろん、クラブW杯の対戦相手が、レアル相手に極端に引いて守ることは十分考えられます。そのときに、どういうサッカーを見せるかはジダン監督の手腕次第です。おそらく、やろうと思えばポゼッションサッカーもできるのではと想像していますが、シンプルにクロスを上げてベンゼマがワンタッチで合わせるような、地味な手で勝ち上がるのではと予想しています。
ジダンは柔軟に戦術を使い分ける監督で、普段の基本形は4-3-3ですが、時折変形の4-4-2や4-1-4-1なども試します。この柔軟性が生まれてきたのは、エースストライカーのロナウドが欠場した試合でもチーム全員の力で穴を埋める必要があるという理由でしょう。アンカーのカゼミーロ、右FWに今大会でベイルの代役に入りそうなバスケスなど、脇役に回る渋い選手にもいい選手がいます。
その柔軟性は、準決勝で披露される可能性があります。どこまで、ロナウドを使って勝ちに行くかはジダン監督の采配次第で、場合によってはロナウド不在時のオプションが出てくることもありうるでしょう。このドルトムント戦では、ロナウドもベンゼマもいましたが、ジダン監督の柔軟性は一部出てきました。
それは、時折、バスケスを右MFに下げて、4-4-2気味で戦っていた時間があったことです。レアルの弱点として、4-3-3で戦うときに、右MFのJロドリゲス、左MFのモドリッチがトップ下の選手なので、本職のボランチがカゼミーロ一枚になるものがあります。もちろん、ロドリゲスもモドリッチも守備は懸命にこなそうとしていますが、個人技のある相手に仕掛けられたときの対応に課題があります。
それをカバーするのが、この日の4-4-2です。かつてのモンテディオ山形で見られた、4-4-2で後ろ2ラインをコンパクトに保つ、カウンター狙いの堅実な手です。その後ろの2ラインでボールを奪って、速攻を狙ったプレーが、この日のレアルの大きな攻撃パターンでした。ポゼッションサッカーのバルサとは、全く違ったキャラクターのチームが日本で見られることになりそうです。
もちろん、クラブW杯の対戦相手が、レアル相手に極端に引いて守ることは十分考えられます。そのときに、どういうサッカーを見せるかはジダン監督の手腕次第です。おそらく、やろうと思えばポゼッションサッカーもできるのではと想像していますが、シンプルにクロスを上げてベンゼマがワンタッチで合わせるような、地味な手で勝ち上がるのではと予想しています。