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G大阪戦マニアック分析

2018-11-05 22:16:47 | 浦和レッズ
後半の開始段階では、浦和は早い時間で追いつけば勝機ありと見ていました。浦和の3ボランチは、柏木が上がってくるか、長澤が上がってくるか使い分けているので、柏木に今野をマンツーマンでつけるような手が使えないからです。試合が動いたのも、その長澤のところでした。長澤がバイタルエリアでフリーで持ち、そこから放ったシュートのこぼれ球に興梠が詰めて浦和は思惑通り、早い時間で追いつくことに成功します。

ガンバはGKが正GKの東口ではないので、そこはもちろん狙っていきたいところです。この場面も、そのちょっとした隙でした。しかし、浦和はその後、もっと大きな隙を見せてしまうことになります。カウンターから、左サイドをファン・ウィジョが独走した場面でした。2対2という、かなり危ない場面でしたが、浦和の守備はファン・ウィジョのスピードを恐れてズルズルと下がってしまいました。

3バックは守備を安定させられる布陣ですが、弱点として、サイドを仕掛けられたときに、アウトサイドが付くかストッパーが付くか役割が不明確になることがあります。この場面では森脇の戻りが遅れ、岩波も前からチェックに行けず、ファン・ウィジョにペナルティエリアの中に入られてしまいます。現役韓国代表の実力のあるファン・ウィジョなら、そこからピンポイントでゴールを決めることも可能です。

もっとも、この試合がひどい試合なのは、その2点目を喫した後の戦い方です。今の浦和には、追いかける展開で流れを変えられるオプションが不足しています。前の選手の運動量も落ちてしまい、DFも簡単に裏を取られて、ガンバに面白いように仕掛けられてしまいます。そこで、決定的なアデミウソンの3点目を食らってしまうことになります。

その後は見ていられないほどでした。FWに入ったナバウトも、運動量こそ多いもののガンバDFに単独で仕掛けられるほどではなく、柴戸や李を入れてもゲームの流れはまったく変わりませんでした。ロスタイムに帰り支度を始め、ホイッスルが鳴ると同時に帰るのは、サポーターとしては決してやりたくないですが、この日の内容では致し方ありません。

こんな試合をしていては先が思いやられますが、それでも次の試合まで1週間あります。そこで、どこまで戦い方を整理できているか、札幌に行くことはできないですが期待したいです。
























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