ラグビー日本代表のロシア戦の前半の映像を見ました。前半は10-22とビハインドを負うことになった日本代表ですが、その理由にロシアのプレースタイルがあります。ロシアはFWの力でゴリゴリと来るチームで、FWで1mを地味に稼ぎながら、PGの3点でしっかりと得点を狙ってきます。日本はロシアとのブレイクダウン(ボール争奪戦)で後手に回り、ボールを離すことができない「ノットリリースザボール」の反則を何度も取られます。
こういう攻めが可能なのは、ロシアのSOのキックの精度が高いからです。彼は代表得点数では日本が誇る五郎丸歩選手を上回るレジェンドで、3回のPGのチャンスをすべて決めて9-0とリードを奪います。その後もロシアが、FWで押しながらキックで日本陣内に蹴って、触ればトライといういいボールを入れてきます。日本は辛くもキャリーバックで逃れますが、ロシアの圧力に苦しんでいました。
ブレイクダウンでは、ロシアのボールをほとんどターンオーバーできず、逆に日本ボールもそう簡単にはキープできず、スコア通りロシアが優勢に試合を運んだ前半でした。これに対し、日本はバックスの球回しに期待を寄せましたが、トライは相手反則で得たFKからフランカーのリーチ・マイケルが独走した1トライだけでした。相手の隙を見破ったリーチ・マイケルの観察眼はさすがですが、バックスが思うように機能していなかったという意味でもあります。
最後は相手のノックオンでアドバンテージをもらいながら、左右にボールを回すもののロシアのゲインラインを突破できず、最後はFBツイがノックオンとなって笛となります。皆さんご存知の通り、日本はW杯本番の開幕戦でロシアと当たるので、この試合は自信をつけたい試合でしたが、この内容では先が思いやられるという前半になってしまいました。
後半、どうやって日本が修正してゲームの流れを戻したか、興味が出てきたので可能なら後半も映像でチェックしたいです。
こういう攻めが可能なのは、ロシアのSOのキックの精度が高いからです。彼は代表得点数では日本が誇る五郎丸歩選手を上回るレジェンドで、3回のPGのチャンスをすべて決めて9-0とリードを奪います。その後もロシアが、FWで押しながらキックで日本陣内に蹴って、触ればトライといういいボールを入れてきます。日本は辛くもキャリーバックで逃れますが、ロシアの圧力に苦しんでいました。
ブレイクダウンでは、ロシアのボールをほとんどターンオーバーできず、逆に日本ボールもそう簡単にはキープできず、スコア通りロシアが優勢に試合を運んだ前半でした。これに対し、日本はバックスの球回しに期待を寄せましたが、トライは相手反則で得たFKからフランカーのリーチ・マイケルが独走した1トライだけでした。相手の隙を見破ったリーチ・マイケルの観察眼はさすがですが、バックスが思うように機能していなかったという意味でもあります。
最後は相手のノックオンでアドバンテージをもらいながら、左右にボールを回すもののロシアのゲインラインを突破できず、最後はFBツイがノックオンとなって笛となります。皆さんご存知の通り、日本はW杯本番の開幕戦でロシアと当たるので、この試合は自信をつけたい試合でしたが、この内容では先が思いやられるという前半になってしまいました。
後半、どうやって日本が修正してゲームの流れを戻したか、興味が出てきたので可能なら後半も映像でチェックしたいです。