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内容は悪かった勝利(11/10札幌対浦和)

2018-11-10 22:55:43 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイ札幌戦は、2-1で浦和の勝利に終わりました。もっとも、内容は決して褒められたものではなく、特に後半はゴール前に押し込まれる展開でDFラインが辛うじてシュートを防いだ故の勝利です。その要因は、おそらく両サイドの守備でしょう。札幌の攻撃で、浦和のサイドに拠点を作られてしまい、そこにチェックに行けずにクロスを浴びてしまいました。後半、橋岡を森脇と交代させたのは、それも一つの理由でしょう。

それでも、序盤は快勝を予感させる内容でした。浦和の3ボランチは相手にとってマークしにくいという長所はこの試合でも出ており、先制点の場面ではそのボランチの長澤のロングパスから、武藤雄樹が胸トラップでマークに来ていた兵藤を外して、ゴール前に切れ込んで得たものでした。これまでの3-6-1では興梠が孤立するので、武藤雄樹を援軍に当てる狙いも当たっています。

札幌に進藤のゴールで一旦同点にされるものの、左サイドから宇賀神がドリブルで進み、ゴール前にいた興梠がニアサイドで相手マーク2枚を引き連れたことでファーサイドの武藤雄樹が空き、そこからゴールを決めた2点目で2-1とリードします。押し込んで3点目はもちろん浦和も狙っていましたが、札幌にカウンターを食らいそうになる場面で柏木がファウルで止めてイエローをもらい、警告累積で次節湘南戦は出場停止になります。

前半と同じ戦いで十分点は取れるはずだという読みは、見事否定されます。敵将ミシャの3-6-1は、サイドを使ってから点を取るのが強みです。そのサイドで、浦和は前述の通り後手を踏み、とうとうFWの武藤まで守備に参加して止めに行かざるを得なくなるほど、後半は圧倒的な札幌ペースになってしまいました。サイドから何本もクロスを浴びましたが、マウリシオが頭でクリアしたり、槙野がスライディングしてギリギリ相手シュートを外させたり、西川がシュートを止めたりと、本当にギリギリの戦いでした。

最後は、どうしても勝ってACL出場権の3位をキープしたい札幌が、GKク・ソンユンをFWの位置に上げてまで点を取りに行きますが、浦和は粘り抜いて2-1で勝利し、ACL出場権の3位に望みをつなぐことになります。勝つには勝ったが内容が良くないとは感じますが、それでも代表休みで次節の湘南戦まで時間があるので、そこでチームを再構築することを期待したいです。
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