Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

浅村栄斗、楽天FA移籍

2018-11-25 20:29:12 | 他スポーツ
ちょっと古い話ですが、西武から国内FA権を得ていた浅村栄斗内野手が、楽天に移籍することが決まりました。彼の残留を願っていた西武ファンとしては残念な出来事ですが、浅村本人としては今年の成績は自己最高の3割30本100打点をクリアして、いわば「一番高く売れる」時期です。ここを逃しては、もったいないと本人も感じていたのでしょう。西武ドームに来たらブーイングを覚悟して欲しいです。

もちろん、浅村が持っている価値は大きいです。理由は二塁を守れる貴重な大砲だからです。二塁のポジションが固定できていない、楽天の他にもオリックスとソフトバンクが動いたほどで、彼がいれば一年間二塁を守ってくれるという信頼感があるでしょう。もっとも、守備は決して名手ではないので、大事な場面でエラーすることもあります(敵になったので厳しいことも書きます)。

もっとも、打つ方に関してはリーグを代表する打者です。既に1000本安打も達成しており、本人は「ホームラン打者ではない」と言いますが20本塁打は安定して期待できます。思い切ってフルスイングを見せるのが売り物で、初球から思い切って打てます。ヤマを張ることもあり、西武ドームではストレートを投げると信じて三球振ったものの、相手が三球スライダーを投げて三振したことも思い出せます。

西武としては、二塁のポジションでは浅村以外起用していないので、後継者は難しいです。頭に浮かぶのは、どこでも守れる外崎の二塁コンバートでしょう。守備固めなどで三塁手にはよく入る外崎ですが、二塁はあまり経験していないので、守備がどこまで使えるレベルかはこれからキャンプで見極めることになります。

また、浅村が務めていたキャプテンの後継者も考えないといけません。今のレギュラーメンバーで、成績面の実績で言えば秋山翔吾が最も相応しいと思いますが、性格的なところもあるので、それもキャンプの楽しみということにしようと思います。

楽天から人的補償で誰が取れるかも注目です。これまでの楽天の二塁手、藤田あたりがプロテクトを外れるようなら狙う価値もあるでしょう。投手の可能性もあり、それもちょっと悲しいですが楽しみということにしておきます。
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大相撲九州場所総括

2018-11-25 20:06:03 | 他スポーツ
大相撲九州場所は、小結貴景勝の初優勝(13勝2敗)で幕を閉じました。今場所は横綱3人が全員休場、大関豪栄道も途中休場など上位陣が総崩れの、寂しさも感じる土俵でしたが、貴景勝と高安が土俵を締めてくれました。貴景勝の良かったところは、毎日当たってから攻める相撲に徹していたことです。14日目に高安に敗れた相撲も、当たりは貴景勝が押し込んだ相撲でした。時折はたきも見せますが、貴景勝の場合仕掛けるタイミングが良く、本人が言うように「大卒の同期が入ってくる頃には届かない地位(大関?)にいたい」という夢は叶うかもしれません。

高安は12勝3敗と、唯一上位陣で責任を見せてくれました。場所前はあまり状態が良くないという報道もありましたが、彼の場合は技術より力で前に持って行く相撲なので勢いが付けば可能性もあります。もっとも、千秋楽の御嶽海戦の内容は残念でした。立ち合いで相手に二本差され、ギリギリ残したものの上手を取れないうちに強引に出たのがたたり、御嶽海に逆転のすくい投げを食らってしまいました。

今場所のハイライトは、14日目の貴景勝と高安の直接対決でした。結果こそ高安が勝って、千秋楽に決着を持ち越しましたが、内容は貴景勝の相撲で、一気の突きで高安を後退させましたが、皮肉にもその当たりが強すぎて高安が予想以上に後退したので、勝負と見て押し込んだ貴景勝の突きが空振りになって土俵に落ちた内容でした。高安としては運もあって拾った勝利でしたが、結果的にはものにできませんでした。

三役を巡る争いでは、関脇御嶽海が千秋楽に高安から白星を得て7勝8敗となり、小結に留まることが濃厚です。西関脇逸ノ城が6勝9敗、西小結魁聖が3勝9敗3休で負け越して平幕に下がるので、空く枠は二つです。上がりそうなのは東前頭筆頭の妙義龍が8勝7敗、西前頭2枚目の玉鷲が9勝6敗で有力です。貴景勝の関脇昇進は100%間違いないですが、西の関脇が誰になるかが微妙です。御嶽海の関脇残留の可能性もわずかですがあります。

下位では、幕下から十両への昇進は毎回チェックしています。今回は、ベテラン二人が十両に戻りそうです。東幕下筆頭の臥牙丸が5勝2敗で、東幕下5枚目の蒼国来が7戦全勝で再十両となりそうです。今のところ、確実に十両から陥落するのは二人だけですが、もし成績が微妙というもう一人の力士が幕下に下がるようなら、西幕下筆頭で4勝3敗の大成道にもチャンスがあるかもしれません。

また、元関脇琴ノ若の息子、琴鎌谷は今場所自己最高位の幕下9枚目でしたが、3勝4敗と跳ね返されました。幕下上位は、彼のような有望株も突き当たる最初の壁です。十両から落ちてきたベテランが技で手玉に取る、ここを突破して、是非とも十両の土俵で彼を見たいと思います。
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