Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

プロ初セーブ(森脇亮介)

2020-10-02 22:34:17 | 他スポーツ
今日の西武ライオンズは、投手戦が続いた延長10回表に出たメヒアのソロ本塁打の1点を守り切って、1-0でマリーンズに勝利しました。ヒーローインタビューはメヒアでしたが、10回裏に登板して0点に抑えてプロ初セーブを挙げた、森脇亮介投手を取り上げます。森脇は京都府の塔南高校から日大を経て、社会人セガサミーからドラフト6位で西武に入団して2年目の右腕です。

今季、森脇は開幕一軍でしたが、来る日も来る日も負け試合の中継ぎでした。ファンが勝利を見届けることを諦めて、席を立ち始める頃にマウンドに立つ、ちょっと悲しい存在でした。それでも、今季は安定しており、防御率も1点台前半という内容を辻監督が見て、ついに勝ちパターンの継投に入ることができました。普段は7回を抑える中継ぎです。

森脇のこの活躍で、少しずつですが彼の「ネタ」も集まってくるようになりました。まずは千葉テレビの実況で、セガサミー時代に監督として森脇を指導した初芝清氏のコメントがありました。「社会人時代はもっとコントロールが悪かった」と、西武に入団してから制球が安定するようになったと言及がありました。

また、26歳でのプロ入りということで、入団時点で二人の子供のパパでした。家庭を持ちながらプロ野球という、来年がどうなるか分からない不安定な地位に挑むのは大きな賭けでしたが、人生で一度しかない挑戦をしたかったのでしょう。少なくとも、今の時点ではその挑戦は成功になっています。

投球内容を見ていると、フォークを安定して出し入れできるのが売り物の投手です。ストレートのコントロールも良いので、ストレートでストライクを取ると、同じコースにフォークを投げて空振りを取ることもできます。ストレートの球速はMax147kmと今の時代では普通ですが、打たせても取れるし、三振も狙える投手です。

彼を見ていると、負け試合の中継ぎでも黙々と投げていればいいことはあると感じます。このまま、彼が勝ちパターンに定着し、ライオンズの中継ぎは良いという評価を得られるよう、これからも期待しています。
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名古屋戦プレビュー

2020-10-02 22:08:18 | 浦和レッズ
連敗中の浦和は、今度の日曜日にホーム埼玉スタジアムで名古屋グランパスエイトと対戦します。名古屋は勝ち点33の5位で、勝ち点30で9位の浦和とは3差です。浦和が勝てば勝ち点で並べる一戦ですが、浦和は得失点差が大幅に悪いので順位が入れ替わることはほぼありません。それでも、J1の中位は混戦になっているので、ひとたび連勝街道に乗れば一気に4位の横浜FM(勝ち点34)までは届く位置です。

名古屋は、FC東京や鳥栖を率いていたイタリア人監督、フィッカデンティ氏が率います。昨年までのエースストライカーのジョーはブラジルに帰国していますが、鳥栖から補強したFW金崎夢生が多くの試合でFWに入っています。前回の浦和との対戦は、2-6と浦和の惨敗に終わっています。後ろから飛び出してくる前田直輝に対応が効かず、多くの場面でフリーにしてしまいました。

名古屋はオーソドックスな4-4-2で入ってきそうです。前節の神戸戦では、金崎と前田直輝の2トップで、サイドのMFに阿部浩之とマテウス、ダブルボランチに稲垣と米本が入っていました。去年見た印象では、名古屋は攻守をはっきりと分けた戦い方をしており、ボランチはしっかり守り、サイドのMFに攻撃のタスクを任せていました。

浦和は、前節のFC東京戦で0-1とまたもゴールを決めることができませんでした。レオナルドをベンチスタートにするなど策を打ちましたが当たらず、攻撃の形を作ることができていません。連戦続きのコンディションで、攻守の切り替えの速さを要求される大槻監督の戦術がこなし切れなくなっている印象は否めません。

この試合が終われば、次の鳥栖戦までしばらく時間ができます。ここは最後の胸突き八丁で、苦しいでしょうが、サイドを攻める浦和らしさを出して、いいボールを2トップに供給して欲しいものです。そうすれば、レオナルドか興梠のどちらかが決めてくれるでしょう。サポーターとしては、やる前は勝つつもりでいたいですから。
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