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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

関口訓充の記憶

2020-10-26 22:49:05 | 他チーム
先日のベガルタ仙台戦で、相手で写真を撮りたかった選手がいました。写真のMF関口訓充選手です。サブ組が目の前でボールを回していたので、これほどのアップを撮ることができました。35歳とベテランの関口ですが、一時浦和にも在籍していたことがあるので、ちょっと思い入れがありました。

関口はJ2時代からベガルタ仙台で右MFを務めていました。当時の仙台は右MFに関口、左MFに梁勇基を置いていてJ2では一目置かれていて、天皇杯で敵地Nack5スタジアムで当時J1の大宮を破った試合を見ていました。関口はJ1昇格後も仙台でプレーしますが、2013年にACLを控えて右アウトサイド候補を探していた浦和が完全移籍で獲得します。

当時の浦和の右アウトサイドは平川がレギュラーでした。体力型で守備の強い平川と違うタイプが欲しかったミシャの意図は理解でき、関口は攻撃力を生かすアウトサイドという期待でした。もともと攻撃的MFなので、クロスの精度は高く、2013年のルヴァン杯準決勝の川崎戦で興梠の頭に合わせる絶妙なクロスを上げる活躍をしています。

もっとも、アウトサイドは攻守両面で効く必要のあるポジションです。関口にとって苦手だったのは守備でした。翌2014年はその守備面での弱点を狙われ、空けたスペースを相手に使われる場面も見られて出番を減らすことになります。この年限りで浦和を去った関口は、4-4-2でサイドハーフを置く、仙台時代と同じ戦術のC大阪に移籍することになります。

C大阪では、サイドハーフとして起用されていましたが、チームのJ2降格など苦難も味わいます。C大阪を戦力外になり、古巣仙台に最後の活躍の場を求めますが、攻撃面で切れのある走りができる能力は今でも維持しています。先日の浦和戦でも途中出場ながら出番もあり、点も取れる攻撃的MFとして、もう一花を期待したいです。
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