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堅守速攻を狙った浦和(10/14柏対浦和)

2020-10-14 22:59:58 | 浦和レッズ
今日の浦和対柏のアウェイゲームは、1-1の引き分けに終わりました。4-2-3-1でオルンガを1トップに置く柏は、早めにクリスティアーノと神谷の両サイドハーフに回してから、クロスをオルンガ向けて放り込んできました。これに対し、浦和はできるだけオルンガの手前でカットする、もしオルンガにボールが行ったら二人でマークに行くと対策を打ってきました。

それでもさすがJ1得点ランキングトップのオルンガなので、シュートは放っていますが、この守備が効いてオルンガはノーゴールに終わりました。まずは浦和としてはやることは一つできた格好です。次に浦和が狙ったことは、自陣に2ラインを引きながら、縦に速い攻撃を見せて柏から少ない点を得て勝ち切ることです。

それもできていたと思います。柏のDFラインと2ボランチの間にスペースが空いており、ここで興梠か武藤が縦パスをフリーで受けることができていました。序盤から何度か決定機があるものの、ものにできない展開でしたが、前半41分にマルティノスの持ちすぎを奪われてからカウンターを食らい、オルンガにDF2枚が引き付けられていた隙を狙った江坂のゴールで0-1とビハインドで折り返します。

オルンガに2枚付くという浦和の対策の逆を取った格好の失点ですが、後半に入っても浦和にチャンスがありました。汰木のクロスが武藤の頭に合うものの、シュートはGKキム・スンギュの正面を突くなどわずかに運が味方してくれませんが、浦和ボールのCKから混戦になったところで汰木のパスに興梠が飛び込みながら頭で合わせて、浦和は1-1の同点に追いつくことができました。

もっとも、相手の柏はさすがはベテラン監督のネルシーニョが率いるチームでした。DFとボランチの間を狙われていると気付き、MF神谷に代えてDF山下を投入して3-6-1に布陣を変更し、浦和の2トップに対して3枚のDFが守りに行く対策を取ってきました。この布陣変更で、前半うまく行ったような縦パスのキープはできなくなります。

それでも、浦和は途中出場のレオナルドに合わせてから個人技を狙わせるような攻めも見せましたが、柏の3バックの守りは堅く、最後はオルンガに合わせようと何本もクロスを上げられるしびれる展開を、辛くも守り切って1-1で引き分けます。やるべきことはできた試合だったと思えるので、大槻監督が自ら言うようにこれを「続けること」です。

日本代表のコートジボアール戦のレポートはもう少しお待ちください。
コメント
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