J1が休みでないので、皆存在を忘れている試合かもしれませんが、来る10/9(金)に日本代表の親善試合、カメルーン戦が行われます。この試合はオランダのユトレヒトが会場で、無観客試合です。日本時間で夜9時のキックオフなので、多少残業があってもテレビで見ることができます。もっとも、欧州から日本に帰国するとコロナのため隔離があるので、今回の日本代表は全員海外組という編成です。
今や、日本代表を海外組だけで編成できるほど、日本人が海外に行っているんだと実感します。移籍の低年齢化もあって、U-23代表クラスでも海外からオファーが来るようになっており、これまで日本人の「苦手」分野であったGKやCBなどでも海外組が控えを含めて揃えられるほどです。
対戦相手のカメルーン代表は、過去の対戦は2010年南アフリカW杯の1次リーグ初戦が記憶にあります。当時、岡田監督率いる日本代表は、チーム状態が悪い中、本田圭佑の1トップという賭けに近い布陣がうまく当たり、1-0で勝利しています。カメルーンといえば2002年日韓W杯当時の「中津江村遅刻事件」が未だに話題になるほど、サッカー協会のマネジメントには課題がありますが、W杯の最高成績は日本代表を上回るベスト8(1990年)があります。
最近のカメルーン代表の映像はなかなか見られないですが、パリSGでプレーするFW、シュポモティングが有名な選手です。過去にはオマンビイク、エムボマ、エトーなどFWに好選手を持ち、退場者を出して絶対不利な状況でも点を取って勝つこともあり、「不屈のライオン」という愛称も持っています。
今やカメルーン代表も多くが欧州組というチーム編成なので、オランダのユトレヒトでの対戦でも受けてくれたのでしょう。久しぶりの国際Aマッチで、テレビとはいえいろいろ海外ネタを集めたいところですが、シュポモティングが代表入りしておらず欧州でも中堅下位の国でプレーする選手が主体の編成で、残念ながら「わからない」と書かざるを得ないです。
