今日は野球から嬉しいニュースがありました。FA資格を得て動向が注目されていた写真の西武ライオンズ、増田達至投手のFA宣言の上での残留が球団から発表されていました。次にFA資格を得るのは36歳ということで、事実上の「生涯ライオンズ宣言」に近いです。今年は最優秀救援投手になるなど、一番高く売れるタイミングだったのでなおさら嬉しいです。
増田は、2012年のドラフト1位で社会人野球のNTT西日本から入団してきました。NTT西日本では抑え投手で、最速152kmの剛腕としての期待ですが、西武はこの逸材を最初から中継ぎや抑えにするために獲得したと思われます。1年目は出遅れ、前半戦は二軍でしたが、それでも7回を抑える中継ぎとして一軍のマウンドに立ちます。
2015年の田辺監督時代、キャンプでの投球内容を見て、8回を増田、9回を高橋朋巳が投げる勝ちパターンを決められたこともあります。増田はその期待に応え、自己最多の72試合に登板するタフさを見せて最優秀中継ぎ投手になりました。打ち込まれたこともあり防御率は良くなかったですが、中継ぎは防御率より成功数を重視するという考え方もあります。
プロ入り後、最大の試練は2018年でした。この年は抑えでスタートしたものの途中で球威が落ち、ストレート以外はスライダーのみだった当時の球種の少なさもあって、球速が140km台前半まで落ちたことで打ち込まれて二軍落ちを経験します。一時、二軍でも投げることができず、当時の西武第二球場を走っていた苦しい時期もありました。
それでも、翌2019年に復活を果たします。増田は球威を回復するために、すべての調整法を見直したと聞きます。再び150kmが出るようになり、抑えに予定していたヒースの不調もあって抑えに返り咲き、リーグを代表する抑えになります。今季は、一年間抑えを守るとともに、最多セーブのタイトルも取って、生涯最高の年になりました。
増田はプロ入りして8年目ですが、2018年を除くと長期間の登録抹消がないというタフさを持っています。抑えという位置の緊張感は独特で、一度投げた森脇が「増田さんはこんな緊張感で投げているんですね」と驚いたほどです。体だけでなく心も強い抑えとして、来年も西武ドームのマウンドに立つことを期待しています。
増田は、2012年のドラフト1位で社会人野球のNTT西日本から入団してきました。NTT西日本では抑え投手で、最速152kmの剛腕としての期待ですが、西武はこの逸材を最初から中継ぎや抑えにするために獲得したと思われます。1年目は出遅れ、前半戦は二軍でしたが、それでも7回を抑える中継ぎとして一軍のマウンドに立ちます。
2015年の田辺監督時代、キャンプでの投球内容を見て、8回を増田、9回を高橋朋巳が投げる勝ちパターンを決められたこともあります。増田はその期待に応え、自己最多の72試合に登板するタフさを見せて最優秀中継ぎ投手になりました。打ち込まれたこともあり防御率は良くなかったですが、中継ぎは防御率より成功数を重視するという考え方もあります。
プロ入り後、最大の試練は2018年でした。この年は抑えでスタートしたものの途中で球威が落ち、ストレート以外はスライダーのみだった当時の球種の少なさもあって、球速が140km台前半まで落ちたことで打ち込まれて二軍落ちを経験します。一時、二軍でも投げることができず、当時の西武第二球場を走っていた苦しい時期もありました。
それでも、翌2019年に復活を果たします。増田は球威を回復するために、すべての調整法を見直したと聞きます。再び150kmが出るようになり、抑えに予定していたヒースの不調もあって抑えに返り咲き、リーグを代表する抑えになります。今季は、一年間抑えを守るとともに、最多セーブのタイトルも取って、生涯最高の年になりました。
増田はプロ入りして8年目ですが、2018年を除くと長期間の登録抹消がないというタフさを持っています。抑えという位置の緊張感は独特で、一度投げた森脇が「増田さんはこんな緊張感で投げているんですね」と驚いたほどです。体だけでなく心も強い抑えとして、来年も西武ドームのマウンドに立つことを期待しています。