Kobby loves 埼玉&レッズ

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福岡国際マラソン

2020-12-06 21:26:14 | 他スポーツ
今日の福岡国際マラソンは、写真のGMOインターネット所属、吉田祐也選手の優勝に終わりました。吉田は青山学院大学のOBで、社会人1年目です。大学4年の時点では陸上を引退して就職する予定でしたが、昨年2月に出場した別府大分毎日マラソンで2時間8分台を出したことで内定を辞退して現役続行を決め、今回の2時間7分5秒の快走につなげました。

もっとも、吉田は青山学院時代には、2年生、3年生と2年連続で学内11位で箱根駅伝を走れなかったという苦しい時期を過ごしています。高校時代も「埼玉県で4番目」の選手とそれほど注目はされていなかったですが、4年生のときの最初で最後の箱根駅伝で4区区間賞を取り、その勢いで挑んだ別府大分毎日マラソンが飛躍につながりました。

レース展開は、先頭集団を引っ張ったkm2分50秒の第一集団と、km3分の第二集団のどちらについて行くかが最初の勝負のポイントでした。第一集団について行けば優勝や日本記録が狙えますが、スタミナ切れのリスクがあります。第二集団につければ、優勝は狙えませんが、サブテン(2時間10分切り)を狙うならいいペースで走れます。

その第一集団には10人ほどがつけていました。その中には設楽兄弟の兄啓太や、吉田祐也、青山学院出の神野大地らがいました。その中では神野は跨線橋でのペースの変化について行けず、設楽啓太も20キロ過ぎで遅れ出します。ペースメーカーが外れる30キロで、トヨタ自動車の藤本拓と吉田の一騎打ちになります。

藤本は吉田のペースについて行けず、大きく失速して第二集団に吸収されます。第二集団につけた大塚や寺田らは最後に追い上げを見せますが、吉田のペースは落ちず、2時間7分5秒の好タイムを出した吉田が逃げ切って優勝を果たしました。果敢に第一集団につけた吉田の優勝はその積極性が評価できます。練習量ならチームトップと青山学院時代の恩師原晋氏が認めています。

今回の大会は、五輪内定組が出場せず、海外招待選手を呼ばなかったことで、日本国内の選手たちの次世代のヒーロー候補に名乗りを挙げる場になりました。吉田の快走は次のパリ五輪候補にもつながり、箱根駅伝で育った選手たちが五輪代表になりメダルを狙うという流れができて欲しいと願わずにはいられません。
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カワセミ

2020-12-06 17:42:10 | 埼玉
今日の散歩で見かけた、清流の象徴とも言われるカワセミの写真です。こんなときに限って、倍率60倍の大きいカメラを持っていなかったのは残念ですが、コンパクトデジカメでもそこそこの写真にはなりました。餌になる、ザリガニを食べていた瞬間は、これまで撮れていなかった「特ダネ」ですね。

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