Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

動けなかった浦和(8/23川崎F対浦和)

2017-08-23 22:19:25 | 浦和レッズ
仕事を終えて、テレビの前に座れたのは後半頭でした。そのため、前半を見ていないので不完全なレポートですが、今日のACL準々決勝川崎戦のことを書きます。

この日の関東地方は猛暑日になる地域も出るなど、コンディション的に苦しい試合でした。映像を見て、すぐに「浦和の選手、足が動いていないな」とコンディションの悪さが目につきました。川崎のボール支配の前に、ずるずるとラインが下がってしまい、スピードはそれほどでない遠藤航のところをえぐるという川崎のゲームプランの前になすすべなしという展開が続きました。

浦和としては、負けても0-1か1-2なら第二戦に望みがつながるということを意識したのか、守備的な試合運びでした。しかし、そんな思惑は川崎のスルーパスからの小林のシュートのこぼれ球に反応したエウシーニョのゴールで0-2とされ、あっさりと断たれることになります。

それでも、浦和としては、まだ1-2の可能性はありました。シュート数では大差をつけられ、コンディションも相手の方がいいと、苦しい内容でしたが、青木の浮き球のパスで武藤が抜け出して1点を返し、思惑通り?1-2にすることができました。しかし、その後がいけませんでした。

特に指摘したいのは、前線でのボールの回りの悪さです。堀監督になって後ろの枚数という意味では改革がなされましたが、やはりバイタルエリアで回しているときのボールロストは、相手に速攻を浴びることになってしまいます。回してもシュートまで行けない展開が続いては、最後の小林のゴールによる1-3での敗戦という結果は必然でもあったでしょう。

これで、浦和は第二戦を2-0で勝つことに、唯一の希望を残すことになりました。先制点を取って、川崎に「何かおかしい」と思わせる展開にしなければ実現しない、難しいタスクです。今のチーム状態は川崎の方が上と感じた印象は、そのまま結果に反映していましたが、次の試合は9/13と少し空きます。その間の準備次第では、驚かせる結果もあるのではと、サポーター的には思うしかありません。
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ACL川崎F戦プレビュー

2017-08-22 22:11:46 | 浦和レッズ
明日、浦和はアウェイ等々力陸上競技場で、ACL準々決勝の第1戦として川崎フロンターレと対戦します。チーム状態では差があると感じていましたが、浦和がミシャ監督の解任以降チーム状態を立て直し、甲府、シャペコエンセ、FC東京と公式戦を3連勝しており期待はできると思います。

今の浦和は、ミシャ時代の攻撃的なカラーをある程度捨てても、まずは守備を安定させるところから改革に着手しています。FC東京戦は両アウトサイドが押し込まれる苦戦でしたが、興梠、李、武藤の「KLM」コンビで少ない人数で攻撃を機能させたゆえの勝利でした。ミシャ時代はあまり使わなかった、守備のオプションである5-4-1も時折見せます。

対する川崎は、前節の札幌戦のスタメンを見る限り、4-2-3-1のようです。GKチョン・ソンリョン、DFエウシーニョ、奈良、谷口、車屋、ダブルボランチにエドゥアルド・ネットと大島、右MFに家長、トップ下に中村憲剛、左MFに阿部浩之、1トップに小林という布陣だと思われます。

今季の川崎は、阿部浩之が戦力になっているのが大きいです。ガンバ大阪時代はサイドハーフでしたが、倉田の台頭などもあって出番が減り、今季から川崎に移籍してきました。阿部浩之の良さは、パスを出しても点を取る側に回っても、両方で機能することです。リーグの浦和戦は4-1と川崎の圧勝でしたが、その試合では彼のポジショニングの良さが光りました。

この試合はリーグ戦から中3日ですが、この試合は勝負所なので両チームともベストメンバーが並ぶと予想しています。ここは少し無理をして、休ませるタイミングはリーグ戦の次節という起用をすると予想しています。浦和にとっては、4バックの川崎相手には、サイドをうまく使いたいです。

特に、右SBのエウシーニョはもともと攻撃的MFの選手です。この試合は菊池大介が鍵を握ると予想します。菊池大介がエウシーニョに仕掛けて優位にゲームを運び、最悪でも1点差の負けでホーム埼玉スタジアムに帰れるよう、戦い方という意味でも問われる一戦になると思います。
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マウリシオ・アントニオ

2017-08-21 22:03:12 | 浦和レッズ
シャペコエンセ戦、FC東京戦を見て、最も印象的だったのは新外国人のマウリシオでした。もちろん、圧倒的なフィジカルを見せるタイプではなく、ブラジル代表に入るような選手ではないですが、この選手を見ていると「浦和のサッカーに非常に合っている」とスカウトの眼力に感心する選手です。

浦和の、後ろからでもパスをつないで落ち着かせるスタイルに、マウリシオは素早く適応しました。右足はもちろん、利き足でない左足でも落ち着き払って正確に味方につなげます。DFラインで失ってカウンターを食らうこともあった、浦和に失われていた「落ち着き」を、最終ラインにもたらしてくれました。

FC東京戦では、一気に前線に通すロングボールや、思い切り良く放つロングシュートなども見せており、攻撃センスも期待できます。183cmとそれほど上背はないので、セットプレーのターゲットに使えるかどうかは微妙ですが、この選手をうまく使って、浦和を上昇気流に乗せることも可能だと思います。

マウリシオはブラジル人ですが、浦和に来る前はポルトガル1部リーグのマリティモでプレーしていました。ポルトガルはブラジル人が最も多く移籍するリーグです。理由は言語が同じポルトガル語だからですが、そのポルトガルから、比較的ブラジル人が多い日本に移籍するというのも何かの縁でしょう。

マリティモはポルトガルでも離島のチームで、かつては元浦和の相馬崇人選手も在籍したチームです。残念ながら、相馬とは在籍時期はかぶっていませんが、マリティモは離島の中では強い部類に入るチームで、安定して1部に残っています。温暖な気候はいいですが、飛行機の欠航などのリスクもあるので、アウェイ戦は早めに本土に移動してなければならないような苦労もしたでしょう。

年齢的にも25歳と若く、それまでの在籍チームを見るとポルティモレンセ(2部)、FCポルトB(不明ですが2部以下でしょう)と渡り歩いています。マリティモは初めての1部リーグで、選手としてのキャリアは上り坂にあった選手です。浦和で、さらにステップアップを果たして欲しいという思いで、彼のプレーをこれからも見ていきたいです。
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FC東京戦マニアック分析

2017-08-20 22:03:18 | 浦和レッズ
FC東京は、オフの大量補強の成果で、ベンチに使える駒を多く持っています。東慶悟、ピーター・ウタカ、永井謙佑、中島翔哉を切り札に使うことができます。タイプ的に、最大の脅威はドリブラーの中島と予想できましたが、篠田監督は最初に前田out、ウタカinの交代を打ちます。

この交代は浦和にとっては助かりました。そのウタカの動きが良くなかったからです。ウタカは元ナイジェリア代表の実績のあるポストプレーヤーですが、あまり動かないという欠点があります。槙野やマウリシオが対応することで、ウタカをピッチから「消す」ことが浦和DFはできていました。

室屋が負傷して、永井謙佑がそのまま右アウトサイドに入る交代を打つと、3人目の交代で米本に代わって中島が出てきます。そこで、堀監督が明確なメッセージ性のある交代を見せます。柏木out青木inで、青木は明らかに中島への対応が役目でした。こういう、相手のストロングポイントに対して対策を打つ交代は、前任のミシャがやってこなかったものです。

そのように、相手に対策を打つことはできましたが、それでも1点を追って前にかかってくるFC東京の攻撃に対し、浦和は押し込まれてしまいました。後半だけで相手に7本のCKを与え、2度ポストやバーに当たるシュートも打たれています。そういう、セカンドボールに対するケアなどは、やはり堀監督が急な就任だったこともあって、まだ詰め切れていないところも見られます。

それでも、リードしたときに、攻めるか守るか、メッセージが中途半端では選手が戸惑います。この日の堀監督は「守ってカウンター」と明確な方向性を打ち出しています。そのカウンターから、途中出場の矢島がポストに当たるシュートを放つなど、成果が出る一歩手前までは行っています。

そういう、試合運びが改善すれば、ACLとルヴァン杯で2度迎えるホームアンドアウェイの戦いで生きるのではないかと思います。勝っただけでなく、そういうところを評価したいと思わせてくれる試合だったと思います。



























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粘りで拾った勝ち点3(8/19浦和対FC東京)

2017-08-20 21:26:35 | 浦和レッズ
昨日のFC東京戦は、粘って拾った勝ち点3でした。ミシャ時代の「4-1-5」が制度疲労を起こしている以上、手直しをしながら取れる勝ち点を拾っていくメッセージを、堀監督の采配から感じます。まず、守備面では、新外国人のマウリシオの加入が大きなプラス面です。マウリシオの、落ち着き払って正確に味方に出せるパスセンスはシャペコエンセ戦でも感じましたが、リーグ戦のプレッシャーのかかる試合でもできるかどうかはチェックポイントでした。

それは結論から言えば心配無用でした。マウリシオが、正確に味方にパスを出す能力はこの試合でも明確に機能しており、空いている選手に取りやすいボールを回すことができていました。浦和の補強ポイントが、パワー系よりもさばけるDFだったので、こういう浦和のチーム事情に合ったDFを獲得できたことはチームにとってプラスになります。

堀監督が、守備面を整備して、「4-1-5」を可能な限り少なくして「3-2-5」に変更しているようだと以前書きました。この日の試合は、右アウトサイドの駒井が、相手左アウトサイドの太田に押し込まれてしまって、右からの攻撃があまり機能しなかったという課題があります。FC東京が3-5-2で来た以上、アウトサイドの1対1の対決で、できれば勝ちたかったでしょうが、この日のアウトサイドの対決はややFC東京優位でした。

また、FC東京は、高萩をアンカーに置いて、両サイドに米本と橋本を置く中盤でした。この布陣の狙いは、高萩をプレッシャーのかからない位置に置いてパスを出させやすくすることと、FWの大久保にトップ下気味に引いてこられるスペースを与えることでしょう。この狙いは、FC東京の同点ゴールの形に現れていました。

トップ下の位置で、大久保がキープすると、ゲームメーカー的に右サイドの室屋が抜け出すところに正確に浮き球を供給しました。この動きに菊池が対応できなかったので、フリーで折り返されて真ん中の橋本に合わされています。トップ下の大久保は攻撃のリズムを変えられますが、ドリブルはないのでフリーにしなければ対応できます。事実、阿部勇樹がついていればボールを奪うこともできていました。

この日は、FWの興梠が2得点を決めて試合を決めました。1点目はGKの手前でバウンドし、2点目はすねに当たった当たり損ねと、ある程度は運も味方しました。それでも、興梠、李、武藤の3人は長年コンビを組んでいて合うので、この3人で回すことで、アウトサイドが攻撃に絡めない分をカバーできたからゆえの勝利だったと思います。

後半については明日のマニアック分析で。

































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浦和対シャペコエンセ後半

2017-08-18 22:34:59 | 浦和レッズ
ブラジルらしくない、組織と守備のチームという印象のあったシャペコエンセですが、後半になるとゲームの流れが少し変わってきました。シャペコエンセも勝つことを目指しているので、前からプレスに行って奪う場面も見られ、浦和は押し込まれる場面も目につくようになってきました。

この日は、シャペコエンセのエース、トゥーリオ・デ・メロが不調でした。192cmの上背のあるポストプレーヤーですが、FKから彼に合わせたチャンスを外すなど、この日はストライカーの役割ができませんでした。たぶん、いいときならこのトゥーリオにボールを集めて、後ろからいろんな選手が攻撃参加してくるなどの厚みを持った攻撃ができるのでしょう。

これに対し、押され気味の浦和は、堀監督の改革を象徴する場面が出ます。それは、シャドーの武藤がボランチに下がって守備をしていたことでした。もともとFWの武藤ですが、意外にも守備のセンスは持っており、ここへ行くと味方の守備が助かるというポジショニングはしっかりこなすことができます。

この武藤の「守備参加」によって、浦和は阿部勇樹が最終ラインに吸収されても、ボランチに柏木と武藤が残り、堀イズムの「3-2-5」は作れていました。ミシャ時代に見せていた、圧倒的な攻撃力で押し込むことは減りそうですが、守備の組織は整備されてくるだろうという期待はできると思います。

交代枠は、駒井out菊池in、森脇out遠藤航in、宇賀神out平川inという形で使われました。この日は興梠と李がベンチ外ということで、前に選手が足りなかった事情から、アウトサイドに交代枠を使ったのでしょう。このアウトサイドのポジションは、関根が抜けてポジション争いの激戦区で、菊池が堀監督に認められるなど変化が生じています。すんなりと、関根の代わりは駒井というわけにはいかないようです。

最後は、ゴール前でズラタンが倒されてPKになり、これを阿部勇樹が決めて1-0で浦和が勝利しました。判定は微妙なもので、審判によっては取らない人もいるだろうと思います。それでも、このシャペコエンセ戦で守備の組織を整備する、堀監督の意図は出ました。あとは、それをリーグ戦の本番で出してくれることを期待するだけです。
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FC東京戦プレビュー

2017-08-17 22:04:24 | 浦和レッズ
今週末、浦和はホーム埼玉スタジアムで、FC東京と対戦します。浦和はシャペコエンセ戦はPKによる1点どまりと、攻撃面には課題が残るものの、ミシャ時代の末期に崩壊していた守備がある程度落ち着いてきています。このFC東京戦も、しっかり守って、確実に決定機をものにしてしっかり逃げ切って欲しいものです。

FC東京の情報は、オフィシャルHPを見てみました。前節の神戸戦は、途中出場のピーター・ウタカが挙げた1点を守り切っての1-0の勝利でした。布陣を見ると3-5-2で、GKは初先発の大久保択生、DFに徳永、チャン・ヒョンス、丸山で、右アウトサイドに室屋、左アウトサイドに太田、ボランチに高萩と橋本、トップ下に東、2トップに大久保嘉人と前田遼一という配置と思われます。

FC東京は、昨オフに大久保嘉人、永井謙佑、高萩洋次郎ら大量補強を行い注目を集めていました。しかし、シーズン序盤はコンビネーションを合わせるのに苦労していた印象です。なかなか前でボールをもらえない大久保嘉人が、チームメイトに何度も指示を送るなど、彼ら大量補強組を生かした戦術はなかなか完成しませんでした。現在、勝ち点33で9位という結果には、フロントもサポも満足はしていないでしょう。

今回の3-5-2も、そういう模索の中で出てきた戦術だと思います。ベンチに永井謙佑やピーター・ウタカを置ける選手層はありますが、必ずしも理想的な試合運びではなかったようで、篠田監督のコメントも1-0という辛勝には満足していないような内容でした。堀監督に代わってチームの立て直しに着手した浦和と、よく似たチーム状況です。

浦和が、ミシャ時代のように前に5人置いても、相手は3バックですから5バックに下げる対応は可能です。膠着状態が続く試合になる可能性もあります。シャペコエンセ戦を休んだ興梠や李に期待したいところです。

最近は浦和の練習が非公開になることが多くなり、埼玉新聞などにも情報が載らなくなりました。浦和の選手起用などの予想は難しいですが、いい試合を期待したいものです。
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浦和対シャペコエンセ前半

2017-08-16 22:02:24 | 浦和レッズ
ようやく、昨日のスルガ銀行杯、シャペコエンセ戦の前半をビデオで確認しました。こういう、相手がどういうチームかわからないときは、まず相手の出方から見ます。シャペコエンセは、昔はよく「組織の欧州、個人技の南米」と言われていましたが、ブラジルのチームでありながら組織的な守備を見せてきました。ブラジルらしくないチームです。

その布陣は、4-4-2の後ろ2ラインをコンパクトに保つもので、サイドハーフの17番、7番が低い位置まで引いて守備をするので、対面にいた両アウトサイドの宇賀神と駒井は消されてしまいました。一見、浦和がボールを支配したかに思えた前半でしたが、シャペコエンセとしても守ってカウンターという狙いは体現しました。

もっとも、この日の前半は0-0というスコアでした。それは、浦和もボールをFWに入れられず、シャペコエンセもカウンターのボールがつながらないという、両チームの攻撃面の狙いがうまく行かなかったからの結果です。こういうときはセットプレーが試合を動かすこともありますが、柏木のFKという大きなチャンスに、ズラタンのヘディングシュートがGK正面に飛んでチャンスを生かせませんでした。

浦和側の注目ポイントは、新外国人マウリシオの守備でした。ポルトガルのマリティモから移籍のブラジル人CBですが、なるほど浦和のサッカーを機能させるために必要な特性を持っていると感じました。マウリシオは上背は183cmと、目立つ高さではありませんが、自陣からのビルドアップのパスが正確という武器があります。ここで取られる失点もあった浦和の守備を立て直すために、後ろで落ち着かせるDFが必要だったと見ての獲得だったのでしょう。

また、堀監督の守備を整備する改革も注目しました。ミシャ時代と比べると、槙野や森脇がウイング的に開く形が減り、後ろを「3-2-5」のような形にして、守備の際に5人で守れるようにしたのが改革と思います。ミシャ時代の「4-1-5」は、最大7人で攻撃する破壊力は抜群でしたが、カウンターに弱く、守備の際に遠藤、阿部、柏木の3枚しかいないという大ピンチもありました。

マウリシオで落ち着かせて、槙野か森脇の最低でもどちらかは最終ラインに残るようにして、守備の組織から構築し直そうというアプローチを感じます。少なくとも、槙野や森脇が出場停止になったときに、宇賀神をDFで起用するような緊急時限定の策は、マウリシオの加入で必要なくなりそうです。

後半についてはビデオを見てから書きます。
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ブラコビーin海浜幕張2

2017-08-15 15:02:39 | 雑記
海浜幕張で、マリンスタジアムにまっすぐ向かわなかった理由は、この「幕張の浜」を見るためでした。海のない埼玉に住んでいる私は、たまに無性に海が見たくなる時があります。遠くを航行する船を見ながら、あの海の向こうの世界を思い浮かべ、世界の広さを感じたくなります。

2月に房総に出かけたときに、その面白さを実感していますが、房総とはいかなくても幕張に行けばある程度海を感じられます。残念ながら遊泳禁止で、海の中には入っていませんが、砂防林があったり人工物とはいえ砂浜があったりと、海辺の町で砂浜を歩く目的は達成してきました。



この、何もないように見える公園を抜けると、砂防林が出てきます。



遊泳禁止、ここで警告しています。



砂防林です。











海ほたる?でしょうか。






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後ろに速くない豪州(豪州対ドイツ)

2017-08-14 22:02:46 | ワールドサッカー
お盆休みで時間があるので、撮り貯めたビデオから、コンフェデ杯の1次リーグ初戦、豪州対ドイツを見ていました。この試合を見た理由はもちろん、8/31に豪州が日本と対戦するからです。先日、豪州が3-6-1に布陣を変更した、タイ戦の映像を見ましたが、今回のドイツ戦でもその3-6-1を継続してきました。

この布陣の狙いは、ダブルボランチと2シャドーの4枚が並ぶ中盤でキープすることです。アンカータイプのジェディナックが欠場して代役にベテランのミリガンが入っていましたが、ゲームメーカータイプのルオンゴをボランチに、2シャドーにもボールを持てるタイプのムーイとロギッチを置いてきました。

しかし、ドイツはブンデスリーガ若手選抜とも言える、フレッシュで動ける選手を起用してきました。W杯優勝の実績のあるレーブ監督も、「今回はチームの成長が第一。次が優勝のタイトル。」と、次のロシアW杯に向けての若手の掘り起こしを意図した選手起用をしてきました。その若手主体のドイツが、ベストメンバーの豪州に対して運動量で上回りました。

ドイツが動けたことで、豪州の弱点が見えてきました。それは、両アウトサイドのレッキー、ベヒッチの戻りの遅さです。3-6-1の豪州は、アタッカータイプの彼らを両アウトサイドに使ってきましたが、守備の際にカウンターを食らうと戻って来られず、容易にドイツのアタッカーにサイド突破を許しました。日本代表では久保や原口を走らせれば面白そうです。

また、前から弱点と感じていた、最終ラインのスピード不足も感じます。ドイツがスルーパスを送ると、豪州DFは裏を取られやすく、スピードのあるDFが足りない豪州が抱える構造的な弱点も同時に感じました。日本戦ではそれをさせないために、DFから一人余らせてリベロ的にプレーする可能性もあります。

それでも、豪州の強みもあります。それはセットプレーの強さです。速いクロスを入れれば何が起こるかわからない状況を作れるチームなので、日本が1点リードしたときの守り方には気を付けないと、終盤のセットプレーで同点という恐れも十分ある相手です。日本にとっては豪州は予選で4分け1敗と勝っていない相手で、次の試合は勝利がW杯の条件だけに、そう簡単ではないタスクだとも感じています。
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