Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

サイドの1対1の攻防(4/23川崎対浦和)

2023-04-23 19:52:13 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイ川崎戦は、1-1の引き分けに終わりました。4-2-3-1の浦和と、4-3-3の川崎ではサイドの攻防が鍵になりますが、その攻防では川崎が優位だった印象を受けます。左SBの荻原と、川崎の右FW家長の対決が、家長のワンフェイクの前に荻原が守り切れず、フリーでクロスを上げられる場面が目につきました。浦和は右SBの明本も上がり気味なので、こちらのサイドも川崎に崩されていました。

もっとも、荻原は攻めに入る場面では存在感を見せました。関根に預けてワンツーで上がっていく攻めもあり、浦和側もサイドに拠点を作ってやり返す場面もありました。興梠が右からのクロスに頭で合わせるなどチャンスも作れた、そんな互角の攻防は、0-0で前半を折り返します。攻められてはいるものの、サイドの守備がどう出るかという思いはありました。

それは当たってしまいました。後半の立ち上がり、川崎の右SB山根の攻撃で、荻原がかわされるピンチがありました。クロスは中央にいたトップ下の脇坂に合い、難しいシュートであるボレーシュートで押し込んで川崎に先制点が入りました。脇坂にハンドがあったのではとVARでチェックがなされますが、体についた状態だったのでハンドは取らずゴールが認められました。

この1点で川崎は無理せずに良くなり、浦和がボールを持っているときは素早く自陣に2ラインを引いて浦和の攻撃を跳ね返します。手詰まりと見たスコルジャ監督は、右MFの大久保を下げてFWのリンセンを投入し、興梠とリンセンの2トップにして打開を狙いました。興梠がさばいてリンセンが走る場面なども作れますが、なかなかゴールが出ずに残り10分になります。

ここでスコルジャ監督が打った、思い切った手が当たりました。関根に代えて左MFにユースの早川を投入した交代ですが、上手いもののフィジカルに難があるユース選手をここで入れるのは、通常ではありえないです。しかし、その早川が出したスルーパスに、左MFに上がっていた荻原が追いつき、その荻原のクロスをリンセンが落ち着いてゴールに流し込み、浦和は同点に追いつきます。

川崎は勝ちたいと判断し、残り時間はFWの山田めがけて攻めますが、浦和は何とかしのいで1-1の引き分けに終わりました。最後に思い切って打ったスコルジャ監督の手が当たって引き分けには持ち込んだものの、やりたいサッカーができていたのはサイドの攻防戦故に川崎の方だったと思われた、ACL決勝前最後の試合でした。
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シラー

2023-04-23 15:03:45 | 埼玉
この薄紫色の釣鐘状の花は、「シラー」という名前です。森林公園の銀杏並木の下に、一面に植えられています。地味な花ではありますが、この広がりを見たくて、花の時期には足を運んでいます。



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相手プレスに苦しむ(4/19ルヴァン杯浦和対湘南)

2023-04-23 10:32:38 | 浦和レッズ
先日のルヴァン杯湘南戦は、1-1の引き分けに終わりました。勝てばグループ首位に立てる可能性があった浦和としては痛い引き分けで、予選通過のためには残り2試合を連勝して他力待ちという状況に追い込まれました。浦和は、リーグ戦から思い切ってメンバーを全員入れ替え、カンテの1トップ、左MFにユースの早川を起用してきました。

立ち上がり、ペースを握ったのは湘南でした。序盤から浦和DFに激しいプレスに来た湘南は、右アウトサイドの岡本の仕掛けから、ファーサイドにいた山田直輝がマークに来た馬渡を振り切ってワンタッチでゴールを決めて、開始1分で湘南に1点が入ります。それ以降も湘南ペースが続き、浦和は自陣に押し込まれてクリアするしかない厳しい状況でした。

そんな劣勢が20分前後まで続きますが、次第に浦和のダブルボランチの平野、柴戸のところにボールが入るようになってきました。カウンターから右MFのモーベルグを使う形も次第に出し始め、浦和はようやくゲームの流れをつかみ始めました。そのモーベルグの突破から、相手GKの手前で早川が押し込んで、浦和は1-1の同点に追いつきます。

先日別記事で書いたように、カンテもダイレクトプレーで浦和の攻めを活性化できるようになります。しかし、浦和のスコルジャ監督はこのゲームは選手のコンディションを考えた起用をしており、モーベルグは62分で交代し、明本が右MFに、関根がトップ下に、安居がボランチに下がる並びの変更を行います。勝ちたい状況ではあったものの、無理に勝ちにこだわらなかった印象はあります。

カンテに代わって投入されたリンセンが、ゲームの流れから消えている時間が多かったこともあり、決勝点を奪うことはできず1-1の引き分けに終わりました。これで浦和はルヴァン杯では0勝0敗4分けの勝ち点4になりました。メンバーを落としながら勝ち点を拾って行くのは難しい作業ですが、ちょっとルヴァン杯は厳しいかなと感じたのは確かです。
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ユキモチソウ

2023-04-23 09:47:44 | 埼玉
撮ってきた写真の中で、変わり種は写真の「ユキモチソウ」です。西日本に自生する山野草ですが、本当に「雪」や「餅」に例えることができる、綺麗な白色をしていますね。

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ネモフィラの丘

2023-04-22 20:49:56 | 埼玉
ひたち海浜公園でおなじみのネモフィラですが、森林公園でも見ることができます。一面の青色になるのが最盛期ですが、ちょっと盛りを過ぎており、伸びた葉が緑色を出していました。ここは丘全体がネモフィラなので、毎年好きで見に行っています。







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川崎戦プレビュー

2023-04-21 23:22:37 | 浦和レッズ
29日にアウェイのサウジアラビアでのACL決勝を控える浦和レッズですが、その前に日曜日にアウェイの等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦します。名将鬼木監督が7年目の長期政権になる強豪川崎ですが、ここまで2勝2分4敗の13位と出遅れています。川崎は開幕から故障者が続出しており、FWのレアンドロ・ダミアンと小林悠が、ここまで2試合に途中出場したのみでノーゴールです。

また、CBのジェジェウと車屋が同時に負傷したこともあって、J2千葉に育成型期限付き移籍をしていた田辺を急遽呼び戻すというドタバタ劇もありました。データを見ると、9得点12失点で、キーワードにもなった「即時奪回」などで組織的な守備を見せてきた川崎が、1試合平均で1失点を超えている状況は意外でした。得点数も、1試合平均2点に迫る得点数を、良いときは見せていました。

チーム得点王はMF瀬川、MF家長、FW宮代が2得点です。ダミアンと小林悠の不在でチャンスが回ってきた宮代が多くスタメンで起用されていますが、2得点は挙げているものの、得点を量産するほどではないです。この状態の川崎なら、浦和としてはアウェイではあるものの、勝っておきたいと期待したいです。

浦和のキーマンには、写真のCBコンビ、ショルツとホイブラーテンを挙げます。最初はホイブラーテンがチームに馴染んでおらず、ショルツが上がってゲームを作る動きは制限されていましたが、ホイブラーテンが信頼が置けるようになりました。ショルツのオーバーラップは、札幌戦では得点を挙げており、浦和の攻めの一つのアクセントになっています。

また、川崎が攻めようと前に出た裏を興梠で狙う攻めも十分考えられます。札幌戦ではそれで、相手DFが退場しゲームを優位に運べました。そういう、ハイプレスから裏を狙う攻めはスコルジャ監督の基本形になっており、それが機能すれば、川崎といえども攻略できるのではと、楽しみに日曜日を迎えたいですね。
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ワンタッチプレー(ホセ・カンテ)

2023-04-20 21:14:13 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズは湘南相手に1-1の引き分けに終わりました。ルヴァン杯の決勝トーナメント進出が厳しくなった痛い引き分けですが、新外国人FWのホセ・カンテのプレーを長い時間見ることができたので、どういう選手か次第に見えてきました。この日は4-2-3-1の1トップで出場したカンテですが、基本は待ちのFWではなく、ボールをもらいに行くFWです。

こういうプレースタイルは興梠慎三と似ています。まだ点を取るところを見ていないので、どういう得点パターンがあるかは今後の試合を見ていきたいですが、この日のカンテで良かったのは、ダイレクトプレーでした。カンテはヘディングの強さがあるので、DFを背負った状態で頭でうまく落として、味方選手を走り込ませる動きもありました。

また、カンテは足元の技術は結構持っている様子で、ボールを収めてからのヒールキックから味方を生かすプレーが光りました。もらいに行きながら、パスを出して他の選手を生かすのが、どうやら彼のプレースタイルのようです。32歳と既にベテランで、これから大きくブレイクする選手ではないでしょうが、これなら興梠不在時に同質のプレーも期待できるでしょう。

もっとも、スピード型ではないので、カウンターの際に後ろにいて走り込みが間に合わないこともあります。また、ヘディングが強いと言っても、ゴール前で競り勝った場面はなく、相手の屈強なCBに競り勝てるかどうかはまだ不明です。それでも、ボールに絡みに行くので消えている場面が少ないのは強みで、これからもボールタッチ数で勝負して欲しいものです。

カンテはギニア代表歴がありますが、ギニアに住んだことはなく、家があるのはスペインです。浦和レッズに来る前は中国リーグでプレーしていました。最近の中国リーグはレベルが下がっている様子ですが、それでもアジアの経験があるので日本の文化に拒否反応を示すリスクは低そうで、浦和で長くプレーして欲しいですね。
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ローテンブルクの記憶

2023-04-19 22:58:52 | 雑記
昔の自分サルベージは、1994年に出かけたドイツのロマンチック街道にある、ローテンブルクの記憶です。この街は交通面では不便なところで、ハイデルベルクからバスで入るか、もしくはローカル線を2本乗り継ぐしかありません。しかし、ここへ行ったことで、自分のドイツの旅が今でも美しく輝いています。この街は、中世の街並みを現在に残す歴史遺産です。

ピンと来ない方には、昔のゲーム「ドラゴンクエスト」で描いてある街並みによく似ています。観光スポットでは、教会の塔に登って街並みを見渡し、中世犯罪博物館で当時の刑罰の残酷さを感じてきました。この街は日本人観光客が来ることを想定しており、日本語での案内板がありました。そこにあった記載で「ドイツ30年戦争の敗北の結果、言及するに及ばない街になる」と発展から取り残されたことは自ら認めていました。

ヨーロッパを旅すると、各地にある「オープンカフェ」で野外でコーヒーを飲みながらゆっくりしたいと、誰もが思うでしょうが、それを実現するだけの時間がないことが多いです。この旅はローテンブルクで1日半の時間があったので、その夢を叶えました。写真のマルクト広場の端で、オープンカフェでくつろぎながら、からくり時計の動きを見てくることができました。

ドイツ30年戦争の絡みでは、こんな歴史がありました。勝者となった将軍に、なみなみと注がれたワインが献上されました。将軍はローテンブルクを破壊する予定でしたが「誰かこのワインを一気に飲み干せる者がいれば破壊を取りやめる」と言います。そこへ名乗り出たのは副市長のヌッシュで、見事飲み干してローテンブルクは破壊を免れました。ヌッシュはこのダメージで1日半眠り続けたそうです。

私がローテンブルクで確保した宿が、そのヌッシュの家だった歴史ある建物で、当時のワイングラスも残っていました。そんな、美しい思い出の地ですが、ドイツでは観光客向けのお土産を売っている街は少なく、旅のお土産はほとんどここ、ローテンブルクで購入しました。もう大昔の記憶ですが、それでも再訪できるときは来るのではと思っています。
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ハナミズキ

2023-04-18 22:18:35 | 埼玉
地元さいたま市では、写真のハナミズキが見頃です。花のように見える部分は「苞」と呼ばれ葉の一部で、実際の花は中央の小さな花と聞きます。
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ルヴァン杯湘南戦Hプレビュー

2023-04-18 22:10:33 | 浦和レッズ
浦和レッズは明日、ホーム埼玉スタジアムで、ルヴァン杯の予選リーグ第4戦の湘南戦です。浦和はここまで、ルヴァン杯では3試合で3引き分けで勝ち点3の3位と出遅れています。今回の予選リーグの通過は、5組ある予選リーグの1位と、2位の中の成績上位3チームです。この組は引き分けに終わった試合が多く、2位争いのレベルが高くないので、予選通過のためには1位になっておきたいです。

この組は、1位湘南勝ち点5、2位清水勝ち点4、3位浦和勝ち点3、4位川崎勝ち点2という争いになっています。浦和としては、この湘南戦には確実に勝って湘南を上回り、1位になれる望みをつないでおきたいです。もっとも、この試合はリーグ戦の間に挟まっている強行日程の試合なので、ACL決勝など大事な試合が控える浦和は、スタメンは札幌戦から総入れ替えに近いくらいの変更があるものと思われます。

湘南サイドも事情は似ています。湘南はACLこそないものの、GWが強行日程なのでできるだけこの試合に力を使いたくない事情はあるでしょう。湘南はリーグ戦で2勝4分け2敗の10位です。16得点12失点というデータを見ると、攻撃陣は好調のようです。チーム得点王はFWの町野で、5得点を挙げています。この試合では、出番の少ない山下や鈴木章斗などが出てくると予想できます。

浦和サイドでは期待は写真の安居です。現在、スコルジャ監督がACL決勝までのメンバー固定を示唆しており、安居は好調にもかかわらずなかなかリーグ戦でスタメンの機会がないですが、こういうルヴァン杯ではトップ下で先発できる可能性があります。C大阪戦で決勝点を決めて、チームを勢いに乗せた、そのプレーをここで見たいものです。

浦和は右SB酒井宏樹が負傷離脱していますが、比較的負傷で出られない選手が少ないので、出番の少ない選手もこのルヴァン杯でチャンスがあります。U-21枠もGK鈴木彩艶が該当し、こういう試合で勝つことでACL決勝後のメンバー争いが激しくなることを期待したいです。
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