「新老人の会」に入会すると、
毎月、会報と<教育医療>という小冊子が郵送されます。
日野原先生ご自身の言葉で、素晴らしい内容が語られます。
(ほかにも色々な情報や記事がありますが)
1月号には山崎章郎氏( ケアタウン小平クリニック院長 )との対談の
一部が掲載されています。少し抜粋させていただきましょう。
*<ケアタウン小平 = 医療と福祉と住宅の複合施設>
山崎先生から日野原先生への質問
「日野原先生は、絶望の淵にある方へ
どのように接しておられるのですか?」
日野原先生の答え
「私はまず言葉からではなく、相手に私の体温を感じてもらう
というところから始めます。私の体温を伝えようという思いで
しっかり手を握ります。目をそっとあわせて、
この人は今何が一番不安なのか、口に出せない思いを
ことばとして引き出せないかということを考えながら、
私はあなたに何かできますかと言葉でまたは目で伝えます。
同じ目線で、今の山崎先生と私のようにハの字に座って、
その人に私の魂をゆだねるという気持ちで、
その人のもっている人間の生きる不思議な力を汲み取ります。
与えられた命をどう使うかは自分しか決めることはできませんから、
目の前にいる人の思いが言葉になる時がくることを信じて
じっと待ちます。」
毎月、会報と<教育医療>という小冊子が郵送されます。
日野原先生ご自身の言葉で、素晴らしい内容が語られます。
(ほかにも色々な情報や記事がありますが)
1月号には山崎章郎氏( ケアタウン小平クリニック院長 )との対談の
一部が掲載されています。少し抜粋させていただきましょう。
*<ケアタウン小平 = 医療と福祉と住宅の複合施設>
山崎先生から日野原先生への質問
「日野原先生は、絶望の淵にある方へ
どのように接しておられるのですか?」
日野原先生の答え
「私はまず言葉からではなく、相手に私の体温を感じてもらう
というところから始めます。私の体温を伝えようという思いで
しっかり手を握ります。目をそっとあわせて、
この人は今何が一番不安なのか、口に出せない思いを
ことばとして引き出せないかということを考えながら、
私はあなたに何かできますかと言葉でまたは目で伝えます。
同じ目線で、今の山崎先生と私のようにハの字に座って、
その人に私の魂をゆだねるという気持ちで、
その人のもっている人間の生きる不思議な力を汲み取ります。
与えられた命をどう使うかは自分しか決めることはできませんから、
目の前にいる人の思いが言葉になる時がくることを信じて
じっと待ちます。」