自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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参考図書 「カイチュウ博士と醗酵仮面の 腸健康法」

2012-11-05 09:00:17 | 健康法


写真は11/3(土)の風景。大石峠から河口湖を眺めていました。
特異日だというのに、雲が厚く、富士山は見えません。
(ほんの1分くらいは頂上部を覗かせましたが)

が、厚い雲から洩れる線状光(Light stripe)に慰められ、
紅葉も美しかったので、良いトレーニング日和だったと思うことに。





さて、異様なタイトルのこの本ですが、サブタイトルは
 
「”和食”を取り戻せば、腸は強くなる! 健康に長生きできる!」

カイチュウ博士の正体は 藤田紘一郎氏
  1939年生。寄生虫学・熱帯医学・感染免疫学のドクター。

醗酵仮面の正体は、小泉武夫氏
  1943年生。東京農業大学農学部醸造学科卒。醗酵学者・文筆家。

前半は寄食珍食談義に終始し、吐き気を催す食べ方満載です。
ただし、そういう食べ方を「おかしい」という時代の流れに対し、
適切な警鐘を鳴らしてくれていることは事実です。


P.49 「われわれ人類が地球上に出てきたとき、
       身近なゴキブリとかを食べていた……

  防腐剤とか食品添加物が入ったものなんて、食べたことがない。
  われわれ人類の35億年の歴史のなかで、
  生き物じゃないこんなものを食べ始めたのはここ40年にすぎない。


  われわれにとって人工のものはものすごい異物ですから、
  腸内細菌が死んじゃうのです。」

というわけで、添加物の害を科学的に解説してくれる点では
良い書物だと思います。



P.152 「今や、寿命を決めるのは活性酸素だと言われています。
  でも文明社会は活性酸素が出るようになっているのです。
  いつでも好きなときに食べられる食品には防腐剤や食品添加物が
  入っていますが、活性酸素がいっぱい出てくるわけです。

  活性酸素が細胞を老化させたりガン化させたりするわけですが、
  それを抑えるものは海草や色の濃い野菜にあるのです。」


P.208 「男性の精子が減っているということは、
     男性が女性化しているわけです。 (中略)

  なぜそうなったかといえば、日本型食文化が減ったからです。(中略)
  
  日本型食材(土の中の根菜。菜っ葉。青果。大豆製品。魚。海草)は
  ミネラルが極めて豊富。(最近、特に不足しがちなのは亜鉛)
  (食材についてはP.151を参照)

  ミネラルをたくさん摂取すると心も安定するし
  あっちも強くなるわけ。

P.210 もう一つは、なんでも消毒する潔癖社会の消毒癖。
  消毒剤が土の中に入って環境ホルモンになりますし、
  きれいな包装紙も、燃やすとダイオキシンが出て、
  これも環境ホルモンになっている。

  食べ物の西洋化とあいまって、環境ホルモンが男性を女性化している。
  つまり、いろいろなことが複合して男性が弱くなっているのです。」
コメント
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