自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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勝間式 ロジカル不老長寿   その3 高齢者に社会的つながりがなくなる理由

2024-11-08 08:30:46 | 生き方

本当かどうかは別として、勝間さんの説によると、

p.166 根本的に理解しなければいけないことは何かというと、

   私たちは私たちは死が恐ろしいということです。そして死ぬのが

   恐ろしいために、死を連想させるものはすべて嫌いなのです。

 

   目の前で自分よりも歳をとっていて、見るからに老けている人が

   いるのは p.167、それだけで死を連想させるためすぐに避けたい

   状況なのです。(中略)また病気にかかっていたり病気が進行している

   年寄りのそばには、なるべく近づきたくないと考えてしまうものなのです。

 

   これはもう、どんなに否定しようとしても、本能的なものなので、

   否定しようがない厳然とした事実なのです。

   ですから、私たちが年老いていくにしたがってしなければならない

   ことは何かというと

p.168 「老化のマイナス面を補って余りある魅力を身につけること」

   ほかなりません。人というのは非常に身勝手な生き物です。

   老化は怖いし避けたいのですが、年老いてもイキイキと楽しく美しいまま

   生活している人を見ると、歳をとってもいいな、ああなりたいな、

   などと思うものなのです。

 

   つまり常に歳をとった時にどんな自分になりたいかというようなロールモデルを、

   私たちは無意識的に探しているのです。だからこそ、「アンチエイジング」や「美魔女」

   のような言葉が流行するのでしょうし、そうした要件を満たした人たちはスターなのです。

 

   老化に伴うリスクは見かけだけではなく、もっと深刻なのは中身の老化です。

   普通に老化が進むと、考え方の柔軟性が無くなったり、あるいは行動が遅くなったり、

   頑固になったりします。また新しい技術や変化についていけなかったりと、

p.169 さまざまな弊害が起こりがちです。私達は高齢になった人とあまり付き合いたくないと

   直感的に思うのは、見かけが死へのイメージを喚起しやすいのと同時に、自分たちと

   価値観やセンスが合わないではないかということなのです。こんなことを書くと、

   当然、高齢者差別といわれるため、ほとんどのメディアや書き手たちは、明言することは

   避けています。しかしこうした高齢者差別的な見方があるのに、そうした現実を見えない

   ようにしながら高齢を迎えるのは偽善でしかありません。自分たちにとってもリスクになると

   思うからこそ、私はここできちんと書いておきたいと思います。

 

いや、違うぞ~! そんな酷い言い方をするなんて!!という反論はすぐに聴こえてきそうです。

でも、私は勝間さんが「嫌われるかもしれないことを承知でズバリ」書いてくれたことに

拍手を送りたいです。

「老化」「鈍化」は「いつか自分も行く道」なのだから、優しく見守ってあげたい。

誰もがそのように思い、行動する時代では、ありますが、

勝間さんが提案する「三つの領域での、意識的行動」を実践すれば、

嫌な老化は避けられる、または遅らせることができるのですから、

ここは彼女から「現実と新しい学説など」を学び、賢く歳をとりたいと思うのです。


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