自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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勝間式 ロジカル不老長寿   その5  トライ・アンド・エラーの必要性

2024-11-10 05:41:02 | 生き方

p.27 長生きすることのリターンは新しい経験を得られること

   私たちは老化という死に至る慢性病を宿命づけられた存在です。

p.28 老化による死は免れられない以上、その進行を遅らせながら長生きのリスクを

   避けつつ、逆に長生きしたことによるリターンを享受すること。

   そのようにして、人生のバランスを、より幸福の側へと傾けていくのです。

 

   では、長生きをすることのリターンとは何でしょうか。

   長生きをして良いこととは一体何でしょうか。答えは単純です。つまり、

   人生のさまざまな知恵や知識の習得や試行錯誤の結果として、

   人生をよりよく生きる経験値が増えていくこと ということなのです。

 

   (中略)人間に備わった学習システムというものは、実はさまざまな試行錯誤によって

p.28 失敗しながら学んでいくことしかできないのです。(中略)

   つまりトライ・アンド・エラーを繰り返しながら、人は一つの動作を覚えていきます。

p.29 (中略)成功というのは失敗があってこそなのです。

   つまり失敗を恐れて安易な道を選んだりするのは、安全かもしれませんが、

   何も学んでいないということと同じです。

 

   失敗しないように人から答えを教えてもらっているようでは、考える力が

   身につきません。その場その場の一時的にはうまくいったとしても、

   結局、教えてもらった解でしかないので、応用が利かないのです。

 

   長期的に見れば失敗した方が良いのです。失敗することで、初めて人は学び、

   その経験したことを知識として自分の糧にできます。その意味では  、

   すべての人が、歳を取ったから賢いのだと、いうわけではありません。

   こうしたトライ・アンド・エラーの経験をどのくらい積んでいるかが、重要なのです。

p.30 さまざまな失敗を恐れずに、試行錯誤を繰り返し、自分の力で学んできた人だけが、

   賢くなっていると言っても過言ではありません

 

さて、このブログ読者の皆さんの実情は如何なものでしょうか?

「人生の、あの時のエラーが、自分をこの方面に導いてくれたなぁ~」とか、

「あの時、躊躇せずにトライしていればなぁ~」という思いでを

いくつ引っ張り出せるでしょうか?

 

私の周囲に関していえば、

「そんなこと、考えもしなかったわよ」という人が少なからずいます。(推測ですが)

「そもそも、選択肢がなかった」「運が巡ってこなかった」とか・・・・・

選択肢が転がっている(存在している)ことに気付かない場合も多いものです。

これではトライの仕様がないですね。

 

勝間さんの本は、

人生の終点に近づいてから、「へぇ~、そうだったの!?」と思って悔やまないように、

啓蒙してくれる、貴重な書だと思います。


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