気が向くと、私は月を撮ってみる。月齢、月の出の時刻、日の入りの時刻、空模様などによって大きく変化する姿に、ある種の郷愁が感じられるからである。月を眺めながら、私は子供時代に小遣いを貯めてレンズの原体を買い、それらを磨き自作した屈折望遠鏡で、クレーターを初めて眺めたときの喜びを思い出す。
幾分か赤味を帯びた月(6月17日19時半頃)
自宅の東側にある尾根の背後から月が昇った直後に(6月18日18時頃)。
落日直前の日差しで雲が染まり始めたときに(4月中旬18時頃)。雲がさらに染まることを期待してみたが。
満月ならではの朧月(5月下旬19時半頃)。
昇り始めて間もない月(5月下旬20時頃)。
昨夜はストロベリームーンが見られたとのことであった。自分達のところでは月影が雲で遮られた。
撮影、EOS 6D、EF 70-200 mm F4L、焦点距離 180-200 mm、設定色温度 6000 K、トリミング。