秋の花には、他の季節にくらべて厳しい試練が待ち受けているような気がする。試練は秋雨前線、台風そして低温などである。今週は、秋雨前線の停滞そして台風21号の接近によって雨の日が続いている。
満船飾のように花をつけているセキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子)では、何本かの茎が水滴の重みで今にも折れそうなっている。また、個々の花に花粉の運び屋が現れない。
どころで、一日だけ、このものが朝日を浴びることがあった。
逆光では、この花ならでの魅力が表に出てくる。
花の色は朝日が当たる方向によって変化する。
一輪の花に焦点を合わせる。
10月18日午前7時頃。マクロレンズ、ピクチャースタイルはスタンダード。