こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

強い北風を受けながら眺めた、浅間山など、2021年2月

2021-02-24 | 山を眺める

今日は、冬に逆戻りした天気のもとで、浅間山(2580 m、長野・群馬県)などを眺めてみた。展望所を囲む枯れ木の枝が折れて飛んできそうなほどの北風を受けながらであった。通常の気象条件ではかなり霞んで見えるはずであるが、その個性的な姿は我ここありとばかりに市街地の彼方で、わたくしを迎えてくれた。

 

視界の透明感に魅せられて(雲よ、浅間山にもっと近付けと願ってみたが)。

 

 

山頂からは噴煙(水蒸気)が出ていた。浅間山の左側の山頂は剣ヶ峰、右側は籠ノ登山、湯の丸山(以上 長野、2000-2300 m)、

そして浅間隠山(群馬、1660 m、この画像では双耳峰)である。

 

手前の市街地は桐生市の中心部である。浅間山の位置は、桐生市からほぼ真北80 kmほど離れている桐生から眺めると、夕日が春分の日頃に浅間山の山頂に沈む(ダイヤモンド浅間)。

 

浅間山のクローズアップ。左側の雪面が傾いた日差しで輝いている(午後3時頃)。

山体の右側の雪面は溶岩が流れ下った跡を示している

 

浅間山の左方向(南)での景色。 左から、赤岳(2900 m)などの八ヶ岳連峰(最奥の稜線)、荒船山(テーブル状、1420 m)、そして妙義山(岩峰)である。

 

視点から稜線までの距離は80-110 kmである。関東平野は広い。

 

八ヶ岳連峰(最奥の稜線)、荒船山(テーブル状)のクローズアップ。 荒船山の奥に見える山頂は蓼科山(八ヶ岳北端の独立峰、2530 m)である。

 

 

浅間山の右(北)方向に見える、榛名山、草津白根山(冠雪)など。

 

榛名山の手前で、右側から緩やかに下っている斜面は、赤城山の裾野である。赤城山の裾野は広い。

余談ながら、わたくしは赤城山と榛名山との裾野の交点の奥に草津白根山が見えるような場所を探している。

 

風がさらに強くなったために、今日の展望はこれまでとした。

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2月24日午後、桐生市にて(300 m)