前夜に雨が降ると、風が吹かなければ翌朝、周囲の山並みで霧が立ち上る。これは自分達の街において見慣れた気象現象である。さて、昨夜の空模様は雷鳴と雨音が室内まで大きく響いてくるほどであった。そこで、早起きは三文の徳とばかりに、わたくしはザックにカメラを入れて、午前4時過ぎから散策を始めた。なお、日の出の時刻は4時30分頃であった。
朝日が昇る方向にて(午前4時40分頃)。
次第に、山並みで立ち昇った霧と霧雲が朝日に染まりはじめた。中央の低山は山城跡がある城山(361 m)である。
一期一会の光景から。霧と霧雲がこれほどまでに朝日に染まる光景に出会ったのは、今回が初めてであった。
朝日が昇るにつれて、朝焼けは淡い色合いになり、霧が城山全体を覆った。
午前5時頃にて。
「余談」当方のステイホーム作戦は、散歩範囲の場所で空を見上げ雲による景色の変化を楽しむことである。 その他の外出は生活必需品の購入と定期検診に限定している。そして、処方を受け服用している漢方薬も対抗手段の一つとして有効に作用することを願っている。
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撮影、6月1日早朝、桐生市にて。
EOS 6D、EF 17-40 mm F4L、EF 70-200 mm F4L、RAW画像の現像ソフト Lightroom CC。
気持ちが満たされるとはこんな一期一会なんだと思います
制限された生活の中で素敵な写真が撮れて良かったですね✨
梅雨の晴れ間はありがたいものです。この時季特有の景色にレンズを向けられるからです。
日の出の時間帯になりますと、周りの山並みで霧が発生します。
このときは、まさに一期一会の光景を、まだ誰も居ない時間帯にゆっくりと楽しむことができました。
制限された状態に置かれているためでしょうか、この頃は空を眺めることが多くなりました。
ご来訪とコメント、ありがとうございました。
6月1日に日の出前に起きて、準備して、周囲の山並みを眺めると「霧と霧雲がこれほどまでに朝日に染まる光景に出会った」のは、神様からのプレゼントですね。
朝日と夕日は、普段見ている風景を劇的に変えますね・・。努力した者だけが、出会う風景です。
このところ、翌朝は晴れとの予報が出されますと、そのときに現れそうな光景をイメージして
ついつい早起きの準備をしてしまいます。しかし、このとき光景は前夜での想像を超えるものでした。
まさに神様からのプレゼントに思える類の光景でした。劇的な変化を求めて、
これからも周囲の風景を眺めるつもりです。
ところで、行動制限が解除されたときには、荒船山などの雄姿を近くで眺めたいと思いながら
ヒトリシズカさんの記事を拝読しています。
コメントありがとうございました。