こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

ときには爽やかな雨上がりの朝を迎えたい

2024-05-08 | 朝景

先月後半から、3月までの寒さは何であったろうかとの思わせるような天候が今月5日まで続いた。気象庁の全国観測値ランキング(日最高気温の高い方から)に、自分達が住んでいる街の名が2回(6位(4月28日)、5位(5月5日))ほど載った。一転して今日は、午後から雷雨とそれに続く小雨で幾分か肌寒い天気になっている。

ところで、雨が降ったときの翌朝において晴れると、当地では必ずと言えるほど周りの山並みに霧が立ちのぼる。アップした画像は先月下旬に出会った早朝での深緑、霧、青空によるコントラストである(午前6時頃)。

 

 

 

 

霧に包まれる1,000 m 峰(この峰は市街地商店街からも見える)

 

この日、朝日は山頂の右側(南側)から昇った。山頂から朝日や月が昇る時期もある。

 

 

 

 

 

朝日を浴びる雨に濡れた庭の住人達

ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)

 

クマガイソウ(熊谷草)、雨に濡れた葉が活き活きとしている。

 
ヤブラン(藪蘭、キジカクシ科ヤブラン属の多年草、本州、四国、九州、沖縄に分布)

昨年の葉をすべて切ったら、新しい葉が多く出てきた。

このものは耐寒性、耐暑性に優れ、病害虫による被害もほとんど受けないので、造園や緑化用草花として広く利用されている(みんなの趣味の園芸、NHK出版)。庭においても、植えたわけでもないのに、このものは定住者になった。

 

 



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夏に向かって (チョウキチ)
2024-05-11 08:44:17
天候も植物もちゃんと夏に向かっていますね。力強さを感じます。
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夏に向かって (こつなぎ)
2024-05-11 18:23:25
チョウキチさん、こんばんは。
このところの天候によって、庭の植物は3月までの寒さを全く感じさせないほど活き活きとしています。確かに天候や植物はちゃんと夏に向かっいます。ところで、余談ながら、今年は太陽の活動が活発な時期にあたるとのことです(NHKニュース、11日)。杞憂になればと願いながら、当方は夏での暑さを気にしています。
コメントありがとうございました。
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Unknown (はにゃ)
2024-05-12 20:53:24
こんにちは
庭の草花達が元気ですね。
ヤブランは我が家にも長いこと勝手に居座っています。一時期黒ずんでしまい枯れてしまうのかなと思いきや勝手に復活しました(笑) 熊谷草というのは初めて知りました。熊谷市と何か関係があるのでしょうか?

さて、こつなぎさんの定点観測ポイント?の例の山が今回も載っていたので便乗ですが私が10年前の桜の時期に撮った写真が見つかったので貼らせてもらいます。今年の桜の時期と比較して密度と言いますかボリュームは、こつなぎさんにはどう見えるでしょうか? 変わらないように見えれば健康を維持・管理されていることになりますが・・・
https://tadaup.jp/2d779b839.jpg
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クマガイソウと熊谷市 (こつなぎ)
2024-05-13 22:01:51
はにゃさん、こんばんは。

はにゃさんのところでのヤブランも当方のものと同様の状況ですか。このものはほんとうに強い植物です。ラン科の直物ではありませんが、わたくしはこのものの花が咲くときを楽しみにしています。

「クマガイソウ(熊谷草)が熊谷市(埼玉県)と何か関係があるのでしょうか」とのご質問、ありがとうございます。当方からのレスをお送りします。 クマガイソウ(熊谷草)との名は、袋状である花の形が熊谷直実(武将、12世紀)が背中にまとっていた母衣(ほろ)に似ているとのことに由来すると言われています。

熊谷直実につきまして:(1)熊谷は熊谷直実などの武蔵武将の根拠地でした(熊谷市ホームページ >市政情報 > 熊谷市の概要 > 歴史)。(2)熊谷直実(後に出家、蓮生法師)に関するデジタルラブラリーには、直実が母衣をまとって馬に乗っている絵図があります(熊谷市立図書館ホームページ)。母衣は長い布であり、馬が駆けると膨らんで背面からの流れ矢に対する防具になります。絵図は、クマガイソウの名の由来を如実に示しています。
これらの点において、クマガイソウは熊谷市と間接的ながら関係があると言えそうです。ただし、熊谷市にクマガイソウの自生地があるかどうかは調べていません。質問をいただきましたお蔭で、熊谷直実について知識が増えました。

例の山(城山)での写真を拝見しました。当時にくらべて桜花が占める面積は確実に減っています。今年は開花後の異常な暑さのためか、花は数日後に散ってしまいました。
コメントありがとうございました。
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初めまして・・・ (佐貫卓球ルーム2)
2024-05-15 06:23:58
おはようございます~~~
素敵な場所にお住まいですね
ヤブランは此方でもよく見ます

「ヤブラン(藪蘭、キジカクシ科ヤブラン属の多年草、本州、四国、九州、沖縄に分布)


綺麗です
熊谷草は知りませんでした
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ご来訪ありがとうございます (こつなぎ)
2024-05-15 16:27:40
佐貫卓球ルーム2 さん、こんにちは。
ありがとうございます。狭い庭ながら、ヤブランなどの緑を楽しんでいます。近くの山並みから昇る朝日を浴びるとき、ヤブランは漢字で「藪蘭」と書かれているとは思えないほど爽やかな印象を与える草花に見えます。クマガイソウ(熊谷草)はかつて広く山野(杉林や竹林)に群生していましたが、現在ではこのものの自生地は限られた場所になってしまいました。そのため、熊谷草を見る機会は少なくなりました。
ご来訪とコメント、ありがとうございました。
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