こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

梅雨の晴れ間に(その2)、 日の出前(ブルーアワー)での彩り(7月)

2024-07-02 | 朝景
今日は午後から梅雨時らしい空模様が続いている。しかし、日の出前のひととき、現在の天気からは想像できないほど濃いブルーを基調する彩りが上空に広がった。
 
4時頃から晴れるとの予報を信じて、わたくしはまだ暗い時間帯に散策路での展望所に向かった。昨夜からの雲が残っていて、地平線の彼方から届く赤い太陽光に染まることを期待したからだ(日の出(群馬)、4時29分)。ところが、上空には雲が全く浮かんでいなかった。半ば唖然としてつぶやいた。梅雨時でも、これほどまでに透明な空が現れることもあるのかと!
 
3時50分
日の出前、いわゆる「ブルーアワー」の時間帯である。4日後に新月となる月と木星と思われる天体が濃いブルーの空で輝いていた。なお、朝日はこの山頂付近から昇る。
 
 
 
三日月型の月は地球照(地球からの反射)を伴っていた。画像では、月面に露出を合わせているので地球照が写っていない(正午月齢 25.6、月の出 0:56)。
 
 
4時頃
朝焼けがはじまった。北東から北方向の山並みの上が濃い赤橙色に染まった。あまり高くない位置で進行しているように見えるが、朝焼けは奥の深い山並み上空での出来事である。より高い山上で眺めたくなったが、今回はこれ以上の移動を止めて、シャッターボタンを押した。
無限を想わせる濃いブルー、そして視覚に深く訴える濃い赤橙色。これらは自分にとってきわめて印象的であった。
 
 

 
 
4時20分
突然、山頂付近に薄い雲が発生して朝焼け色を帯びた。雲は風が吹きはじめて気温が下がったことによるものである。昨夜の願いが通じたのであろうか。
 
 
4時21分」 月が入るアングルで
 
 
 
4時25分
薄く広がる雲とそれに囲まれた月(他の展望所にて)
 
 
 
この後は、周囲が明るくなったので、撮影を止めて帰宅した。
 
 
ー7月2日 、桐生市にて ー
 
 


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