今週は冬型の気圧配置によって寒暖差の大きい天気でスタートした。当地でも、昨日は夜明け時から周囲が濃い霧で包まれた。ところが、午前6時過ぎ霧に切れ間が生じて、数分間のことながら、その切れ際が朝日で異様な色に染まった。
そして、市街地を囲む山並みが濃い霧の中から現れた。
自分達が住む街の名「桐生」はしばしば霧が発生することにも由来すると聞いたことがある。どのような理由で「霧生」が「桐生」に転化したのか、歴史的背景を当方は知らないが。
それにしても、市街地において標高 300 m 程度の山並みが霧の中から姿を見せる風景は、半盆地地形の場に広がる当地ならではのものかもしれない。
山並みにレンズを向けているとき、上空からマガン(?)と思われる群れからの鳴き声を聞きたので、あわててレンズを群れに向けたが。
日中は透明な青空が広がった。そして日の入りのときが近づくと、西側の山並みの長い影が、朝とは対照的な風景を生みだした。
この日の風景において、キーワードは「大きな変化」であった。
撮影:11日(最高気温16℃、最低気温 4℃)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます