今年も見に行くことができなかった花や景色の画像(RAW)について再現像を始めた。そして、ブログのタイトルもかつてココログ時代に使っていたものに変えてみた。ワクチン接種によって自由度が増すような気分になりたいところであるが、自分達のような高齢者に対してはブレークスルー感染に注意との警告が何時か出されるかもしれない。SARS-CoV-2 は何とも厄介なウイルスである。
ここでは、かつて、八方尾根で出会ったハッポウタカネセンブリ(八方高嶺千振)の花をアップする。このものは蛇紋岩変性の八方尾根固有種である。リンドウ科センブリ属の多年草。花は直径1 cm程度と小さいので見つけにくいが、マクロレンズを通して見る花の色合いは実に魅力的である。
蜜腺での蜜を舐めるアリ
淡青色の花びらには濃い紫色の斑点が多数ある。花期は6月下旬から8月下旬、茎の高さは10-40 cm。八方尾根の蛇紋岩地に局在している。
マクロレンズで約30分間、格闘(苦笑)した結果である。
八方尾根にて(白馬三山方向)
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撮影、2011年7月上旬。 EF 100 mm F2.8L、EOS50D、ホワイトバランスは太陽光(昼光)。
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