こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

渡良瀬川で眺める山々 赤城山、浅間山、男体山など、足利市(栃木県)にて

2017-01-31 | 渡良瀬川

渡良瀬川は、日光市足尾町(皇海山など)を源流として群馬県(みどり市、桐生市、太田市、館林市)と栃木県(日光市、足利市)の県境を流れる一級河川である。川は足尾町からみどり市まで谷間を流れているが、桐生市から渡良瀬遊水地までは平野部を流れている。さて、先週木曜日、足利市内の堤防で赤城山、浅間山、男体山を眺めてみた。


市街地の背景は赤城山である。左から黒檜山、駒ヶ岳、鳥居峠、小地蔵岳、長七郎山、地蔵岳、荒山など。午後の日差しによって山体での凹凸がはっきりとしていた。

 

黒檜山(最高峰、1830 m)から駒ヶ岳、鳥居峠、小地蔵岳、長七郎山、地蔵岳まで地蔵岳の山頂部は潅木で覆われていない)。

 

霞んでいたが、浅間山(2560 m)を眺めることもできた。このときは、噴煙が多いようであった。鼻曲山が浅間山から離れて見える(右側)。ちなみに、自分たちが住んでいる桐生市からでは、この山が浅間山の手前に見える。左側の山は剣ヶ峰である。

 

堤防からは日光の山々も見える。左から、男体山(2480 m)、大真名子山、女峰山(2460 m)など。

男体山のクローズアップ。

 

さて、この堤防からは市内の北西部に位置している織姫公園(左手前)、大岩山(右奥)、天狗山、両崖山(右端)などが一望できる。余談ながら、これらの低山は自分たちにとって子供時代の遊び場であったが、今では低山ハイキングコースとしてかなり知られるようになっている(今昔の感深しの心境)。

 

この日は、たまたま用事で足利に向かったが、これからはゆっくりと渡良瀬川から展望を楽しみたいと思う。ちなみに、今回の視点の近くからは富士山をも遠望できた。

1月26日午後、栃木県足利市にて、望遠(110-200 mm) 円偏光フィルター使用。


足利地区には、展望の山として人気の高い「大小山」がある。この山での当日の展望については、ブックマークとしてリンクしているでんさんのブログ「季節を感じて♩」をご覧いただきたい。


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2 コメント

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群馬と栃木の街 (kotsunagi567)
2019-02-05 21:12:25
横浜からです さん、こんばんは。
再度のコメント、ありがとうございます。
北海道・東北から奄美・沖縄までの街々を訪問されたとのことに驚いています。当方の体験は横浜からですさんの足元にも及びません。
確かに、これらの街々では山、川、そして、畑・水田(範囲は狭くなりましたが)などを眺められます。
そのためでしょうか。小生は山や川がそばにない場所では何かが不足しているような気分になりがちです。
ご出身地は九州とのことですが、北関東に住んでいる者として、小生は九州での自然に憧れを感じています。
中途半端なレスとなりましたが、お許しください。
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何とも懐かしい街々 (横浜からです)
2019-02-05 10:59:07
小生北海道東北から奄美沖縄まで転勤と営業で言わば官費旅行、東奔西走ほとんどの日本中の街は知ってるつもりです。
でも前橋、高崎、伊勢崎、桐生、足利、佐野、栃木等の街は周囲の雄大な山々、流れる大河、広大な麦畑平原の眺望とも相まって一種独特の哀愁を感じました。
九州の狭い盆地生まれの者がここ北関東に来て萩原朔太郎の何篇もの詩にはじめて完全に同感涙する詩情哀切を感じました。
長大な大渡橋は今も朔太郎を思わせます。(何度も相済みません)
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