前記事では満月前夜での月でしたが、今日は「満月そのもの」の画像をアップします。昨夜おいて、望(満月)は20時39分であると発表されています。ちなみに、望(満月)は、「月と太陽の視黄径の差が180°になった瞬間の月」です(国立天文台ホームページ)。望月(もちづき、ぼうげつ)とも呼ばれています。
昨夜において、月の出は20時20分(群馬)ですが、当方の視点では午後8時過ぎに山並みから月が昇ります。結果として、気象条件が良ければ、望(満月)の状態になる寸前の月が山並みから姿を見せることになります。
ところで、日中は青空が広がっていましたが、19時頃から雷雨になるとの予報がだされました。事実、19時頃、月が昇る位置に厚い雲(積乱雲)が現れ、夕日に染まりました。
雲ファンとしては、この光景を歓迎したいところですが、このときは、雲よ去れとの気分で、夕焼けの光景を凝視しました。
願いが通じたのでしょうか(苦笑)、8時28分頃、赤い月が山並み付近に漂う黒い雲から姿を見せました。
20時30分頃の月です。
20時31分頃の月です。望の瞬間まで残り時間をカウントダーンしたくなりましたが、視点では雷鳴とともに雨が降りはじめました。
20時32分での月です。以後、月は厚い雲に隠れ、雷鳴がさほど遠くないところから響くようになりましたで、当方は急いで視点を離れました。
20時39分での月は撮影できませんでしたが、時間軸での間隔を広げれば、「まさに満月状態の月」を撮影できたとしてピリオドを打てそうです。あと一歩でとの思いは残りますが。
ちなみに、気象庁のナウキャストを引用します、21時15分でのデータですが、激しい雷雨が視点に迫っていることを明示しています。
撮影: 7月3日午後7時頃から、桐生市にて。月では望遠 200 mm、ホワイトバランスは太陽光(昼光)に設定。
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