今日は、受診のときを待つ間、深田久弥著「日本百名山」(新潮社、1991年)を読んでみた。深田久弥は、東北線(現在は宇都宮線)で筑波山が一番美しく眺められる位置は間々田駅と小山駅の間であると述べている。
ここでの画像は大平山(栃木県栃木市)で撮ったものである。ちなみに、大平山と筑波山を結ぶ直線は小山駅付近で東北線と交差する。深田久弥は、東北線でこのような姿の筑波山を眺めたのであろうか。
筑波山(大平山にて)
「西の富士、東の筑波」と言われている。
このときは雲の効果で、筑波山が美しいコニーデ型独立峰を思わせる峰として浮き出ていた。
弱いHDR効果による画像
山頂(女体山と男体山)
筑波山と宝篋山(右)
筑波山と加波山(左)
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今月中に、ある施設での居室を退去することになった。そして、土日出勤にて長年の蓄積物を整理しければならない羽目に陥った。何時かは何とかしなければ思いつつも、若者達が同し釜の飯を食べながら残してくれた努力の跡をどこまで残そうかと、結果の整理を躊躇してきた付けが回ってきたのであった。ところが、昨夕、突発的に黒目の周囲が驚くほど赤くなった。結膜下出血が起きてしまったかと思いつつも、最悪のケースのことが頭を離れなかった。
しかし、眼科で精密診察を受け、角膜や眼底などには異常がないことが判明した。安堵すると同時に、自分が後期高齢者に分類されるようになってしまったかと観念せざるをえなかった。それにしても、私は「後期高齢者」との表現(分類)に抵抗を感じている。
撮影; 2011年12月下旬
なんか目がごろごろするなーと思ったら
家族が目が真っ赤だよというので、やっぱり
眼科に行きました。目薬だけで直りましたが
年相応という事なんでしょうかね。
相変わらずくっきりすっきりの写真で
すばらしいです。
以前、大平山から雲海に浮かぶ筑波山を撮影して
載せている方がいました。
大平山侮れませんね。
コメントありがとうございます。
同様の体験をされたとのこと、お見舞いのお心遣いに感謝いします。
年相応のペースで物事に対応することにします。
大平山での展望は魅力的ですね。筑波山が雲海に浮かぶ姿は撮り甲斐のある場面です。
ところで、筑波山は私にとりまして気持ちを奮い立たせるラウンドマークです。
群馬から筑波地区に仕事で向かうとき、この山が近くに見えるようになると、
背筋が伸びる思いを体験しました。このことを思い浮かべて、筑波山を撮ってみました。
確かに男体山と女体山の双耳峰が綺麗に並立して見られ、かつ左右の稜線がなだらかに下降して優美な山容が眺められるのはこの辺りだと思います。
筑西市と下妻市の境辺りから見た筑波山の山容も女性的な優美さがあり美しいのですが、女体山が男体山の後ろに隠れてしまい、双耳峰を見ることができません。ここから見える筑波山の左の小高い山の坊主山(三角石峰)を、男体山と誤って紹介している写真もあります。男体山と女体山の標高差は6mで、両山の距離も800mほどなので、おかしいと思っていましたが、kotsunagi567さんの筑波山の写真で納得できました。
いつか栃木県小山市を訪ねて、ここからの見える雪の富士、紫の筑波と称される関東二名山の一つである筑波山を心行くまで眺めたいと思います。
ご丁寧なコメント、ありがとうございます。
筑波山は、気象条件が良いとき、わたくしが住んでいるところに近い山(鳴神山、980 m)からも遠望できますが、
その姿は山体の大きさにくらべて男体山と女体山が離れているものです。
このときは、上空の雲によって日差しが筑波山を選択的に照らしましたので、その姿に感動を覚えました。
各方向から眺める筑波山の姿を詳細にお知らせいただき、ありがとうございました。
わたくしも、双耳峰でない姿を見たことがありますが、そのとき視線を向けた先が筑波山であると、
にわかには信じることができませんでした。
是非とも、大平山から筑波山を眺める機会をお持ちいただければと思っています。
レスが遅くなりましたことを、お許し願います。