写真:《鶴見和子著 遺言》
昨年後半から、藤原書店発行の著作を読んでいる。
今回は、
鶴見和子著
『遺言』 斃(タオ)れてのち元(ハジ)まる
アメリカでは、戦争好きなブッシュ大統領からオバマ大統領にバトンタッチされる。
ぜひ、オバマ大統領には、経済再建がアメリカの緊急課題ではあるだろうが、世界平和にも取り組んでもらいたいものだ。
鶴見和子さんの歌
日本列島戦略基地に組み込まれ修羅を招くや我がさりし後
九条はありても堰となさざるを なくては奈落へ雪崩れゆくらん
戦後、アメリカの支援で、またアメリカの後ろ盾で、アメリカべったりで、経済大国に上り詰めた我が国である。
その、経済的な恩恵は多大なものがある。
ただ、その裏で捨て去った日本の美や善さも甚大である。
経済第一・大企業優先の国家経営をチェンジする時代だと思うのだが・・・
政治家諸君の見識を期待したいのだが・・・
渡辺喜美元行革担当相の挑戦が、新しい波に成長してもらいたい。