法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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吉野秀雄・河和田の唯円の歌

2012年06月25日 22時24分24秒 | 日乗

歌人・吉野秀雄は、昭和36年に常陸の国河和田の報仏寺を参詣し、唯円の道場址で十二首の歌を詠んでいます。
その中から、数首拾いました。

 

再興の報仏寺すら崩(ク)えむとす唯円房が在(マ)ししあとどころ

河和田の唯円と呼びき歎異鈔つづりし人ぞこの里の人

念仏の声火を噴きし坊の跡あはれ葉麦の畑中にして

霜どけの泥ひかりかなしみぬ歎異の鈔の句句を誦(ズ)しつつ

つつましく道場とのみいひならし日の所作(ショサ)はただみ名を讃へき

 

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