「脱原発社会を創る30人の提言」を読んでいます。
題名の通り、30名の方々がそれぞれの立場からの提言です。
どのお方の提言も、納得がいきますし、首尾一貫しています。
翻って、最近の例(大飯原発再稼働問題)で云えば、野田・細野・枝野・仙石といった政治家さんの発言、関西電力の発言、橋下大阪市長他の関西広域連合の首長さんの発言は、“真実”が感じられませんね。
本書の中で、社会学者の上野千鶴子さんがアメリカ在住の芥川賞作家の米谷ふみ子さんの言葉を引用しています。
例えば、
「原爆の事故は起こるべくして起こったのである。私は為政者。関係者の愚かさに絶望的になった」
「金に目が眩むと…原爆の核と原発の核とが同じく危険であるとおもえなくなるのだろうか?」
「政府と企業とメディアがつるむとその国は滅びる」
米谷さんの言葉は、『だから、いったでしょ 核保有国で原爆イベントを続けて』かもがわ出版 からの引用だそうだ。
早速、米谷さんの本書他数冊、区の図書館にリクエストした。
話しはとぶ。
先程のニュースで、野田総理が経団連の定時総会で講演をしていた。
野田総理の後に、米倉弘昌会長が鎮座(?)。
http://www.kantei.go.jp/jp/noda/actions/201206/05economic.html
この写真、米谷さんのことばと重ねてご覧下さい。
意味深いですね!(笑)
野田総理の後に、国民が存在する時はくるのでしょうかねー?