法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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初収穫!

2012年06月17日 23時16分39秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

一昨日(15日・金曜日)の道元とカウンセリングコースで、tenjin先生による『正法眼蔵・神力』の最終回の解説をお聞きしました。

中国の百丈大智禅師と道元さまのお言葉の部分です。

百丈大智禅師(749~814)は、禅門の規範(清規)を定め、自給自足の体制を作られた禅師様として有名です。
また、「一日不作、一日不食(一日作さざれば、一日食らわず)」の言葉でも知られています。

この言葉は、普通、「働かざる者は食うべからず」といった意味で言われることが多々あります。
これは、間違いだそうです。

tenjin先生によりますと、

印度で生まれた仏教は、出家者は托鉢乞食や信者からの布施いただいて生活をしていました。そのよう戒律に書かれている。
ところが、仏教が中国に伝わり唐代に入りますと、出家者が托鉢乞食・布施だけでは生きていけなくなり、そこで、百丈大智禅師は、作務(農作業)を取り入れ自給自足の生活を確立という次第です。

百丈禅師のものには、大勢の弟子が集まりました。
禅師は、毎日の作務を先頭に立って取り組んでいました。
高齢の師匠・禅師の作務を見た弟子達は、作務をお休みすることを願い出た。
食事の時間になり、師匠に食事を用意する。
ところが、百丈禅師は、食事をとらない。
弟子が、そのワケをお聞きすると、
「一日不作 一日不食」と禅師は答えられた。

禅師は、ご自分のこととしてお応えになったのですね。


さて、今朝の特急「踊り子」で、稲取に日帰りで出かけました。

生家の裏畑の、草取りと見廻りです。
約2週間ぶりでしたが、可愛い夏野菜達は、元気に成長していました。

写真のように、ナス・キューリ、ピーマン、初収穫ができました。

台風も接近しているようです。
少し丁寧に支柱を立てて、東京に10時前に戻りました。

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コメント (2)
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