法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

本当の「積極的平和主義」

2013年12月27日 15時39分02秒 | 日乗

昨日の、安倍首相の靖国神社参拝。
韓国・中国は、猛反発。
アメリカは、失望した由。

先日、国連南スーダン派遣国連軍に参加している韓国軍に、自衛隊の弾薬を支援。
ところが、管官房長官の「人道的・緊急的支援」とはいうものの、両国での食い違い。
今日のニュースでは、韓国は弾薬を返却すると云う。

辺野古の埋め立て。
沖縄の仲井知事が埋め立て承認の由。

ぼくの「積極的平和主義」の理解は、「戦争をしない」「武器を持たない」ことだが、
安倍自民党は前のめりで、戦争に向かっているように思えてならない。

『AERA』 13.12.30ー14.1.16で拾った、
浜矩子さんの言葉を紹介します。

マンデラ氏に学ぶ
本当の積極的平和主義

 マンデラ氏の映像が、聖書にある言葉を二重写しになる。
「主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。
彼らは剣を打ち出して鋤(スキ)とし、槍を打ち直して鎌とする。
国は国に向かって剣を上げず。もはや戦うことを学ばない」
(旧約聖書 「イザヤの予言」 2-4)
 大河ドラマ「八重の桜」の中で、八重さんのお兄さん、
山本覚馬氏が、この聖書の言葉を引用していた。
ご覧になった皆さんも多いだろう。
もはや、戦うことを学ばない。
戦いの人であったマンデラ氏の魂のど真ん中にも、
この言葉が刻み込まれていた。
そうだったのだ。今、つくづく、それを実感する。
 12月17日。時あたかも日本初の「国家安全保障戦略」なるものが閣議決定された。
その中で、「積極的平和主義」という言葉が中核的位置づけを占めているようだ。
そこので、この言葉を標榜する人々に強く言いたい。
宿敵に向かって、和解の手を差し伸べる。
そして、もはや戦うことを学ばない。
これほど、積極的な平和主義はない。


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コメント (2)
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