昨晩は、【くりのみ会・道元とカウンセリングコース】でした。
学習会は6時30分からですが、
その前の1時間は自由時間です。
人生の先輩・村◇さんのお話を聞かせてもらう時間でもあります。
村◇さんは、永年、カソリック教会の図書館で点字ボランティアをしておられます。
村◇さんのボランティアの方針は、
「ベストセラーのような大勢の方々読みたい本の点訳は、
大勢のボランティアが取り組むので点訳しません。
だれも点訳しそうもないない本、読みのての少ない本を点訳しています。
ですから、どうしても専門書になります」と。
現在は、中村元『ゴータマ・ブッタ』下巻を点訳中のようです。
村◇さんの読書量には本当に感心させられています。
今晩は、東京大学教授福島智さんの新刊、
『ぼくの命は言葉とともに』
を紹介してくれました。
福島智(フクシマサトシ)さんは、1962年生まれのバリアフリー研究者。
東大教授。
生後5ヶ月で眼病を患い3歳で右目を、9歳で左目を失明する。
18歳のときに失聴し全盲ろう者になる。
そのため、18歳までの音の記憶が残っており、
自分の声を聴くことはできないが、よどみなく口で発話する事ができるそうです。
お母さまの令子さんが考案した指点字を使ってコミュニケーションをしています。
(Wikipedia参照)
村◇さんのことば。
「福島さんは、お釈迦様のような人です。お母さまが本当に素晴らしいです!」
早速、区立図書館に予約を入れました。