退職してから、そして、最近は徹底して、
新刊本を購入することがなくなりました。
読書が嫌いになった訳ではありません。
高齢化に伴って読書力が低下したという訳でもありません。
一つは、これまで購入して読んでない本が横積みになっているので、先ずはそちらの読書に向かっているため。
一つは、先が見えて来て身辺整理が射程に入ってきているので、新刊書の購入を控えているため。
一つは、区立図書館が充実で、新刊書をそちらで借りられるため。
etcであります。
本当に久々に、錦糸町のKUMAZAWAで一冊購入してきました。
昨日発表になった、本屋大賞第1位の
『羊と鋼と森』 宮下奈都 著
文藝春秋 発行
購入の理由は、
一つ。知名度の低かった宮下さんを、
全国の書店員の方々が草根の的に選んだ快挙にエールを送りたかったので。
一つ。ピアノの調律に魅せられた青年といった、地味なテーマをどのように描いているのか興味があったので。
一つ。TVニュースで見た宮下さんの佇まい&コメントが素敵だったので。
宮下さんのコメント。
「大賞を受賞できるとは思ってもいなかったのでうれしい。最初受賞を聞いたときは自信が持てなかったが、今日ここにきたら自信を持つことができた。周りの人たちに支えられた」
これからしっかりと読みます。(笑)