緊急事態宣言が延長となりました。
先程、菅首相の記者会見を見ましたが、
いつものことですが、NHKは会見の途中で中継を打ち切り。
youtubeで最後まで見ました。
記者を閉め出して、時間も1時間で制限。
想定質問にプロンプターでの応答。
マア、緊張感もありません。形式的です。茶番です。
この国の政治はいつもそうですが、
政府の専門家委員会とか第三者委員会等々、
政権与党の補完的・忖度的な存在。
これでは、スポーツで言うところの練習試合以下でしょう。
東京五輪・パラリンピックについて。
「選手や大会関係者の感染をしっかりし、国民の命と健康を守っていくことが大事だと思っている」
「安全安心な大会を実現することは可能と考えている」
と、毎度の菅首相の薄っぺらい応答。
フランス・メディア(?)の女性記者の質問、
「選手・コーチ・関係者は、ワクチンが無料提供されます。
しかし、それ以外の来日する報道関係者は、オリンピック村の外のホテルで生活をします。
本当に安全安心ですか?」と。
答えられませんでしたね。
モゴモゴ モゴモゴ。
明快でありません。
5月中旬に来日予定のIOCバッハ会長の来日予定について。
橋本組織委員会会長は、
「現在の状況では(来日について)まだ何も決まっていない」
「この状況をバッハ会長に見ていただくことは重要だと思っているが、
緊急事態宣言が延長された場合、この期間中に、この困難な状況に来ていただくことは、
大きな負担をおかけすると思っています」。
おいおい。
「大きな負担」は、バッハ会長だけでないですよ。
バッハ会長一人が来日できないなら、
各国からの選手団・関係者の来日は、とても無理でしょう。
商業五輪臭プンプンの「お・も・て・な・し」。
吐き気がしますが、
日本・海外のコロナの現状を見渡したら、「お・も・て・な・し」などできません。
東京五輪・パラリンピックを中止するのが、
一番の「お・も・て・な・し」と考えます。
◆11日 12日に予定されていた福島県内の聖火リレーが中止となったそうだ。