法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

仏典の読み方(学び方)とカウンセラーの「傾聴」

2022年06月29日 22時39分05秒 | 日乗

毎週水曜日の夜は、zoom法音道場。
親鸞聖人『顕浄土真実教行証文類』を読んでいます。
進行役は井◇氏。
理科系で合理的なお方です。

さて、今晩は『行巻』。
「往生要集」のところを読んでいます。
親鸞聖人は、真実の行信である念佛の功徳を、
いろいろ文類を引いて説明をしてくださっています。

井◇氏は、丁寧に現代人の(眼)でみると、
不合理の箇所が多々あることを例示してくれます。

それに対して、ボクは、
仏典の読み方は、「合理的な物差し」を忘れて、
素直に仏典が記述されて通りに読みましょうと主張します。

マア、井◇氏とボクの仏典の学び方が違うところが顕現。(笑)
楽しいですね-。

ところで、ボクがどうして「仏典」をそのままに読むとの態度を堅守するのか!
答えは簡単です。
昔、カウンセリングに出会った時の「傾聴」の習練の経験が土台になっています。
クライエントの方の語るところを(そのままに聞く)こと。
その関係の中から、
クライエントとカウンセリング関係の(真実)が実現するからです。

写真は、現在作成中のボクのノート。
*原文(本文)
*読み下し文
*口語訳
*語釈
*出拠
等を、一太郎文書でまとめています。

先になりますが、クラウドにあげて学習仲間と共有予定。


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