法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

好奇心

2008年06月10日 23時35分09秒 | 日乗

若い頃、手に入れた、全集の一つは『毎田周一全集』である。

繰り返し読み進めているが、その度に痛棒をいただく感じである。

今日の記事は、『全集』の中にある言葉です。

これで解ったといふ
顔をすることほど
哀れなことはない
命が枯渇しているからだ

いつも初々しく
小児のように いま始めて
人生に臨むかのように
好奇心に目を光らせよう

いつも若芽のような人生
それこそは願はしい
とりとめない そして
あどけない人生

これで一生を貫こう
解ったような顔をして
老人になってしまうことを
君よ 一体 命が許すか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「今日は死ぬのにとてもよい日だ」

2008年06月09日 23時54分53秒 | 日乗

先日、図書館で借りてきた次の1冊を読みすすめている。

『地方色』ローカル・カラー  丸元淑生(マルモトヨシオ)著
文藝春秋 1994年3月1日 第1刷

本書の中で、丸元は、アメリカ ニューメキシコ州 タオスのプエブロ・インデアンの詩を紹介している。

今日は死ぬのにとてもよい日だ。
あらゆる生あるものが私と共に仲よくしている。
あらゆる声が私の内で声をそろえて歌っている。
すべての美しいものがやってきて私の目のなかで憩っている。
すべての悪い考えは私から出ていってしまった。
今日は死ぬのにとてもよい日だ。
私の土地は平穏で私をとり巻いている。
私の畑にはもう最後の鋤を入れ終えた。

わが家は笑い声で満ちている。
子どもたちが帰ってきた。
うん、今日は死ぬのにとてもよい日だ。

丸元は、この詩に関連して次のように書いている。

 こういう死は病院では迎えられない。笑い声にあふれたわが家で、老人はいま死と対面しているのだが、心にあるのは美しいもの、内なる歌声、そして生命への慈しみである。それは星の降る大地の上でしか、見ることも聞くことも感じることもできないものかもしれないが、誰しも天寿を全うしたときには、これに似た幸福感が得られるのではなかろうか。
 死とはまさに生涯をかけての達成なのである。

 

  心理カウンセリングブログランキング参加用リンク一覧 ご協力感謝です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元同僚と・・・

2008年06月08日 11時06分21秒 | 日乗

お昼過ぎから、テニスに出かける。
まあ、腕の方は、週2テニスで前期高齢者見習いなので、ほどほどといったところ。
最初に教えていただいたコーチが実力者であったので、打ち方等は基本に忠実。怪我などもしないでやってこれたのはよかった。

夕方5時~、元同僚6名で一杯やった。
お店は、伊豆七島の食材をつかった居酒屋で、地域では繁盛しているお店である。

その後、3人で2次会。
場所は、以前紹介したワイン屋さん。
このお店は、何しろ安価で雰囲気がイギリスのパブ風(私がそう思っている)なのがよろしい。

今晩も、中生ビール2杯  シャンパン(フルボトル)1本  グラスワイン(赤)2杯 と簡単なおつまみで、計3300円也であった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白井のり子さんの講演

2008年06月07日 22時06分35秒 | 日乗

昭和56年に封切られた映画「典子は、今!」をご存知の方が多いと思います。
「一隅を照らす運動 東京大会」の後半は、白井のり子さんの講演でした。
演題は、

「今を生きる」ー命って素晴らしい!ー

サリドマイド禍に翻弄されながらも逞しく生きてきた典子さんも、二児の母親になったそうです。
現在は、講演・執筆活動に活躍中だということです。

写真は、講演の中、九段会館の舞台上で実際に足で書いてくださった作品のスナップです。

周囲の人は、両手がなくて「大変でしょう」といった目で見るが、本人とすると「自然に足を使って自分のできることはしていました」と語っていました。

  

    心理カウンセリングブログランキング参加用リンク一覧 ご協力感謝です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一隅を照らす運動

2008年06月07日 21時52分39秒 | 日乗

●写真《天台声明》

第39回 一隅を照らす運動 東京大会に出かけてきました。

写真は、天台声明音律研究会・天台雅楽会の皆さんの舞台です。

 心理カウンセリングブログランキング参加用リンク一覧 ご協力感謝です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

釋尊のことば

2008年06月07日 10時35分49秒 | 日乗

昨日、京都の乾窓院さんから『禅の友』6月号を送っていただいた。
本誌の中で釋尊のことばを拾った。

目に見えるものでも
見えないものでも
遠くに住むものでも
近くに住むものでも
すでに生まれたものでも
これから生まれようと
欲するものでも
一切の生きとし生けるものは
幸せであれ

『スッパニパータ』中村元 訳

カウンセリングの勉強を始めて、40数年になる。
正直にいうと、年々、近代科学としてのカウンセリングの薄さ・危うさを感じている。
(カウンセリングだけでなく,近代科学全て。カウンセリングもその一分野という意味)

カウンセリング・佛教関係の方に叱られそうだが、
この頃私は、
「釋尊は、超クライエントであり、超カウンセラーである」
「釋尊は、スーパークライエントであり、スーパーカウンセラーである」
感じている。

 

今日は、これから亀戸の自性院さんでいただいたチケットをもって、「一隅を照らす運動」に出かけようと思う。

毎年、この頃、開催されているイベントである。
講演は、ライフミッショナリーの白井のり子さん。

講演の前にある、天台声明が楽しみなのです。

 

  心理カウンセリングブログランキング参加用リンク一覧 ご協力感謝です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初心者の仏典理解

2008年06月06日 23時02分37秒 | 日乗

佛教について素人で初心の私である。
この頃、少しずつではあるが、『観無量寿経』を読み進めている。

大変気にいた箇所を見つけたので紹介したい。
専門の方は、笑って見過ごしてください。

光顔魏魏の佛に対して、弟子の阿難が質問する。
以下、佛と阿難の問答。
阿難「今日の佛は、光顔魏魏としていられます。どうして、威神光光としているのです       か?」
佛 「その質問は、諸天がお前に教えて質問をさせてのか?それとも自分で良く考え
       たうえでの質問であるのか?」
阿難「諸天が教えた質問ではありません。自ら考えた質問です」
 「それはすばらしい。その質問は快いものである。それでは、お前に対して眞実
      の教えを説こうではないか」

本当に素晴らしい問答であります。
恩師五十嵐正美先生が繰り返して教えてくださったことを思い出した。
「馬鹿な頭でも、自分で考えて自分の言葉で問いなさい」
「人の話を聞いたら、証をたてなさい」

恩師は、簡単な言葉で大事なことを教えてくださったのである。

  生涯学習・教育ブログランキング参加用リンク一覧  ご協力感謝

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピード社の水着…

2008年06月06日 22時35分36秒 | 日乗

競泳・ジャパンオープンで、スピード社製の水着を着用した選手が、日本新を連発したそうだ。

このように、日本新がでると、やはり水着の性能が優れているように思う。
いろいろスポンサー契約もあるだろうが、ベストなコンデション・ベストな水着で、良い記録をだしてもらいたいものだ。

ちなみに、健康維持のためにジムで泳いでいる私は、気に入ったデザインであるアリーナの水着を着用している。

 

  生涯学習・教育ブログランキング参加用リンク一覧 ご協力感謝です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊豆白浜が・・・

2008年06月05日 23時54分47秒 | 日乗

我が故郷、伊豆半島屈指の海水浴場の白浜海岸が、大量の石に覆われてしまったようである。

どうも、台風並みの大波が続いて、白砂が流されたらしい。

実は、昔は、白浜海岸で水泳をする人はほとんどいなかった。
私が、高校2年生の時に、伊豆急行が開通した。
で、それ以前の話である。
地元では、白浜海岸は遠浅でなく潮の流れが速いので泳ぐ人が少なかったのだ。というより、泳がなかった。

ところが、伊豆急行が開通して、伊豆は観光・観光で・・・開発され、随分自然が破壊されてしまったのだ。

漁業とミカンが主要な産業であったのだが、右肩上がりの日本経済の成長に合わせて伊豆も観光半島に突入したという訳た。

白砂を運ぶのか、石を取り除くのか、大変なことである。

ところで、私の生まれた伊豆稲取も、昔は美しい砂浜であったそうだ。(古い写真を見たことがある)子どもの頃は、港の半分が漁港で半分が砂浜であった。現在は、全て埋めたてられてしまってセメントを流し込んだ港になってしまった。

時間が少々かかるが、自然の力を借りて、白浜が「美しい白浜」になることを念じたい。

  生涯学習・教育ブログランキング参加用リンク一覧 ありがとうございます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サンマ-タイム」も「五輪誘致」も、大反対

2008年06月05日 23時38分14秒 | 日乗

超党派の議員連盟が2010年に導入を目指している「サマータイム制度」に対して、睡眠学会が導入反対声明をしたそうだ。

日本睡眠学会の反対声明に拍手を送りたい。
サマータイムは、ヨーロッパに旅行した時に何度か体験している。
マア、そんなことはどうでもよい。
私の反対の理由は、戦後、政府や議員主導でやってきたことが随分ミスリードであること。そのような議員に信頼をおいていないのである。

例えば、休日を動かしてハッピーマンデーとかの制度にしても、何にもハッピーだと思わない。

今年の成人の日は、1月14日であった。体育の日は、10月13日である。
私は断固として、成人の日は、1月15日。体育の日は、10月10日であり、小賢しい説明で動かすべきでないと考える。

サマータイムを超党派議員で提案するなら、その前にもっとこの国をどうするか考えてもらいたい。

オリンピック誘致にしても、都民や国民の盛り上がりで誘致しようとするのではなく、石原知事のミスリードの都民銀行の穴を、オリンピック誘致で挽回しようというような私欲のように思えてならない。

環境に配慮したオリンピックの提案とか経済効果とかインフラの整備とかいろいろな説明がされているが、どれも白々しいかんじである。

経済優先である国・都のスタンスを変えないと、日本はますます奈落の底に落ちるように思う。

経済大国から脱皮することが、日本の生きる道だと思う。

   生涯学習・教育ブログランキング参加用リンク一覧 ありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする