【くりのみ会】終了後、一度帰宅。
夕方、丸の内のオアゾ丸善に出かけた。
4月から【くりのみ会】素読用テキストに使用予定の、『正法眼蔵随聞記』岩波文庫購入のためである。
この頃、あちらこちらの書店で、五木寛之さんの『親鸞』が平積みされている。
丸善も同様で、その横には、『歎異抄の謎』祥伝社新書が並んでいた。
早速、購入。【くりのみ会】親鸞とカウンセリングコースの資料の参考にしよう。
『歎異抄の謎』
親鸞をめぐって・「私訳 歎異抄」・原文・対訳・関連書一覧
五木 寛之 祥伝社新書 2009/12/25 初版第1刷
戦後まもなく、卓抜な日本人論お発表したアメリカの社会人類学者、ルーズベネディクトは、『菊と刀』という著書のなかで、「恥」を知るが「罪」を知らない日本人、というレッテルをはりました、内発的な「罪」の意識を欠いた日本人。それは、ルーズ・ペネディクトが、親鸞を知らなかったゆえに吐かれた言葉でしょう。(p14~)
本日の、カウンセリング研究会【くりのみ】教育とカウンセリングコースは、講師の関川先生を囲んで11名(女性8名 男性3名)で勉強しました。
会の進行は、
①全員で、『正法眼蔵・菩提薩埵四摂法』を読みました。
今回から、『菩提薩埵四摂法』でしたが、これまで繰り返し『現成公案』を読んでいた
ので、皆しっかりと声が出ていました。
②井戸端
この時間は、「素直に自己をかたる 素直に他己を聞く」がテーマですが、皆さん年末
年始の生活の中から、自己を見つめての体験談を話してくれました。
③テキスト『やさしいカウンセリング講義』を読み合いました。
参加者の、Hさんは大学生。都留市から参加してくださいます。
Kさんは、小平市から。Hさんは、戸田市からの参加。
【くりのみ会】への参加が、身心のリフレッシュになっているようです。
主宰者としては、感謝・感謝です。
2月の【教育とカウンセリングコース】は、2月13日(土曜日)になります。
ぜひ、お出かけください。
この正月、林竹二の本を二冊読んだ。
『授業による救い 南葛飾高校で起こったこと』 林竹二 径書房 1993年
『教えることと学ぶこと』 林竹二 灰谷健次郎 倫書房 1996年
林竹二(1906.12.21~1985.4.1)は、教育学者。宮城教育大学学長。斉藤喜博の影響を受け、全国各地の小学校を回って、自ら対話による授業実践の全国行脚をされる。
この頃の若い先生は、斉藤喜博 林竹二 大村はま といった教育実践に取り組まれた先人の名前を知らなくなった。
若い先生方を責めるつもりはない。
大学でも教育現場でも、我々の年代の者が、若い先生方にきちっとバトンタッチして教えてこなかったのだから…。
でも、落胆ばかりはしてはいられません。
身近な若い先生には、きちっと話をして、先人の著作にふれてもらおうと思っている。
『教えることと学ぶこと』の中で、林竹二は日本の教育について述べている。
私はもう日本の教育は破産してしまったと思っています。懺悔と洗礼がなければよみがえることはないでしょう。根本から変わらないかぎり、だめです。学校教育の閉塞状況のなかで、子どもが自殺したり、荒れたりしているわけです。これは子どもたちに責任があるのではない。そういうところに子どもを追い詰めている教育の責任が大きい。これは、国家、社会全体の問題ではあるけれども、学校は何といっても当事者です。学校教育がその質と方向を変えることに全力を傾けないかぎり、教育が破産しただけではなく、社会そのものが解体せざるを得なくなると感じています。
十数年前の林竹二の感想である。
この十年、林竹二が懸念したことは解消されてのだろうか?
残念ながら、十数年よりも悪くなっているようの私は感じている。
教職は引退の身だが、スクールカウンセラーとして出かけている小学校の先生方とはコンタクトができる。
細々としたアプローチになるが、若い先生方に「呼びかけ」を続けていこう。
先程帰宅。
くりのみ会ホームページを開くと、復旧していました。
サーバー側の説明ですと、17時47分頃復旧。
原因は、パーミッションを再設定した由。
こうなると、自己流でのパソコン習得のため、何の事やら?分かりません。
「年齢の割には自動車の運転は上手だが(元バスの運転手さんを同乗させたとき誉められました)、構造はまるでダメ」と同じですナ~。
機械・メカには、まったく弱いなー。
どうぞ、くりのみ会ホームページの方にもお運びください。
カウンセリング研究会【くりのみ】 会報162を更新しました。
内容は、2月の学習会のご案内、2月~6月の学習カレンダー等です。
カウンセリング研究会【くりのみ】は、どなたでも参加できる学習会です。
ぜひ、お出かけくだい。
今朝は9時にタワーホール船堀に出かけ、6月の学習会会場の抽選に出かけました。
お陰様で、希望の部屋がとれました。
6月の学習会カレンダーは、くりのみ会HPでご覧になれます。
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm
手帳等にご記入ください。
朝日新聞の記事だと思います。
倉本聰さんの言葉が、ジンと身にしみます。
『常識にとらわれず、根底から考えろ』
http://doraku.asahi.com/hito/interview/index.html?bnum=131
「北の国から」に涙した人が多いと思います。
私も、大好きで見たものです。
倉本さんが主宰していた富良野塾も閉じるそうです。
寂しいですね。
倉本さんに、~今、したいことは~聞いています。
特にないですね。しいて言えば、恋かな(笑)。ある人とが100歳を越える方へのインタビューで「おじいさん、どんな女の人が趣味?」と聞いたら「年上の女」と答えてくれたとか。そんな感じの後期高齢者が理想ですね。
二度とない人生。
老け込むことはないですね。
一歩一歩前進ということ。
築地市場で、5日早朝、今年初のマグロの初競りが行われたそうだ。
青森県大間産のクロマグロが1本1628万円で競り落とされたそうだ。
落札したのは、昨年同様、香港飲食店チェーンと銀座の老舗すし店「久兵衛」さんだそうだ。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100105/trd1001050836005-n1.htm
まあ、このような高級マグロを口にすることはないので単なるニュースだが、正月3日に市川の魚屋さんで、大ぶりの鯖が1800円にはびっくりした。(写真)
伊豆生まれなので魚大好きな私ですが、まさか鯖がこのような高価なのには腰を抜かしそうだ。
養殖・生き〆の表示があり、お正月なのでこのような高価がつくのだろう。
時代が変わったのを実感した魚価である。